富士フイルムは、 X-T200とX-A7ミラーレスカメラの新しいファームウェアトをリリースした。このアップデートは、USB-Cコネクタを介してWebカメラ機能を可能にする。ファームウェアは無料でダウンロードできる。またXシリーズカメラのWebカメラ機能に関し、MacOSバージョンが2020年7月中旬にリリース予定であることも発表された。
多くのカメラメーカーが自社のカメラだけでWebカメラとして使用できるようにファームウェアをアップデートしている。
約1か月前、富士フイルムはGFXとXシリーズミラーレスカメラをWebカメラとして使用できるようにした。これらはUSB経由でコンピューターに接続するだけでWebカメラとして機能する。ただし、従来は上位機種(X-Pro2とX-Pro3、X-T2、X-T3とX-T4)のみだった。今回この機能を X-T200とX-A7のエントリーレベルのカメラにも対応した。
X-T200と X-A7ファームウェアアップデート
この2台のカメラは比較的手頃な価格で仕様も似ている。どちらもフリップアウトディスプレイや24.2MP APS-Cセンサーを備えており、最大30pの4Kビデオ記録(15分の時間制限あり)または最大60pの1080pビデオ記録に対応している。主な違いは、X-A7にはビューファインダーが搭載されていないことだ。 X-T200の詳細はこちら。
新しいファームウェア(X-A7のバージョン1.30および X-T200のバージョン1.10)は、カメラをコンピューターに接続することにより、Webカメラとして使用できる。 USB-Cケーブル1本で、別のアプリやソフトウェアは不要だ。
新しいファームウェアは下のリンクから無料でダウンロードできる。
macOS対応
またX Webcamソフトウェアが、macOSにも対応すると発表した。 同社によると、macOS対応バージョンは2020年7月中旬にリリースされる予定。システム要件は、Windows 10(x64)、macOS 10.14(Mojave)、またはmacOS 10.15(Catalina)となっている。
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