富士フイルムは、9月8日にニューヨークで開催される次のXサミットを発表した。この発表は、当該Xサミットの議題についての情報は無いが、少なくとも次期X-H2(sなし)が発表されることは分かっている。
今年初めに大宮で行われた最後のFUJIFILM X Summitでは、同社はもう1つのセンサーを準備中で、このセンサーは次のX-H2カメラに搭載され、その詳細は次のX Summitで明らかになると述べて幕を閉じた。そして、次のXサミットは9月8日にニューヨークで開催される予定だ。
すでに発売されているX-H2sカメラ(ラボテスト|ニュース記事|インタビュー)は、26.1MPの次世代X-Trans CMOS 5HS APS-Cセンサーを搭載し、積層型BSI(裏面照射型センサー)設計になっている。次期X-Trans CMOS 5HRセンサーは40MPの解像度を持つが、X-H2sのHSセンサーのような積層型デザインではない。
上記はX Summit Omiya 2022の動画で、最後のセグメント(45:47~)は新しいHRセンサーと次期X-H2カメラについてだ。
富士フイルムXサミット
そして、この40MP X-Trans CMOS 5HRセンサーは、次期X-H2カメラの心臓部に搭載される予定だ。他の新製品については不明だが、富士フイルムのレンズロードマップから判断すると、XF56mm F1.2やXF30mm F2.8 Macroのように、イベント中にいくつかのレンズが発表される可能性が高い。
つまり、すでに発売されているX-H2sはスピード重視で、発売予定のX-H2はディテールと解像度を重視しているようだ。Xサミットはオンライン限定のイベントなので、参加する際は富士フイルムのYouTubeチャンネルをチェックしていただきたい。
なお、Xサミットの直後に開催される富士フイルムのFujikinaイベントに参加すれば、最新の機材に触れたり、講演やQ&Aセッションに参加したりすることが可能だ。詳しくはこちら。