富士フイルムは、カメラの新しいファームウェアアップデートと、間近に迫ったXサミットに関する発表をYouTubeの短い動画で行った。
GFX 100II、X-H2、X-H2Sなど、富士フイルムのXシステムとGFXシステムは、写真と動画の両方で優れた性能を発揮することで注目されているが、同社は定期的なアップデートと新機能の追加をすることにより、これらのシステムを改良し続けている。また、現在のオートフォーカスシステムの動作と性能に関するいくつかの問題を修正している。
ファームウェアアップデート
オートフォーカス改善に関するユーザーからのフィードバックに応えて、同社は、X-H2S、X-H2、GFX 100II用の新しいファームウェアを開発中だ。このアップデートにより、動画撮影時の被写体追尾と顔/瞳検出の安定性が向上する。(現時点では、これらのオートフォーカスの改善が写真撮影にも適用されるかどうかは不明。)
Iさらに、GFX 100II、X-H2、X-H2Sに対し、動画用に2つの新機能も追加される。広色域を実現する「F-Log2 C」と、アンビエントロックデバイスを介した有線接続によるタイムコード同期だ。
ファームウェアのアップデートではさらなる機能強化も検討中で、11月にリリースされる予定だ。
Xサミット
今年は2月に東京で、5月にシドニーでXサミットが開催された。3回目のXサミット2024は10月14日午後1時(GMT)に、富士フイルムの東京デザインセンターにあるCLAY Studioで開催される予定だ。テーマは「デザイン」で、プロダクトデザインから生産技術まで、デザインの視点から新たなアイデアを考える。詳細は、富士フイルム XシリーズYouTubeチャンネルで今後発表される予定だ。