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富士フイルムがX-T3のファームウェアをアップデート

富士フイルムがX-T3のファームウェアをアップデート

富士フイルムは、ミラーレスカメラX-T3のファームウェアアップデートをリリースした。オートフォーカス性能が向上する。同社によれば、X-T3ファームウェアアップデートVer.4.00では新しいアルゴリズムを採用し、X-T4と同様のオートフォーカス性能を実現する。

ファームウェア Ver.4.00

FUJIFILM X-T3は2018年9月に発売され(レビューはこちら)、2020年2月にX-T4がリリースされた(レビューはこちら)。同社が引き続き好評だったX-T3のファームウェアをアップデートするのは大変喜ばしい。

このファームウェアアップデートで、X-T3のオートフォーカスが改善され、X-T4と同レベルに向上する。

GFX

以下は、このファームウェアアップデートの詳細。(同社のサイトから)

オートフォーカス性能がX-T4同等に向上

  • 1)AF処理シーケンスの最適化によりAF速度を向上。
  • 2)被写体の動きを予測するアルゴリズム改善により、AF合焦率を向上。
  • 3)AFトラッキング性能が2倍*に向上し、フォーカスエリアポイント枠を狙いたい被写体に合わせて半押しすることで、高精度に被写体を追従。
  • 4)アルゴリズムの刷新により、ライブビュー、連写時の顔検出/瞳AFの追従性が約2倍*に向上。
  • 5)-7EV:**の低輝度環境でも高速・高精度な位相差AFを実現。
  • 6)任意のフォーカスレンジをあらかじめ設定できる「フォーカスリミッター」機能を新規に搭載。

*ファームウェアバージョン3.30との比較

**「フジノンレンズXF50mmF1.0 R WR」装着時

各種機能の拡充

  • 1)動画撮影時(録画前のスタンバイ状態)にもシングルAFのエリアサイズを変更可能になりました。
  • 2)「お気に入り」の設定方法が変更になり、カメラ内で付与したレーティング情報をサードパーティーのソフトウェア上でもレーティングを確認する事ができ、お気に入りの写真をすぐに判別できるようになりました。
  • 3)AEロック中にフォーカスレバーでフォーカスポイントの位置変更が可能になりました。
  • 4)フォーカス設定メニューの「レリーズ優先/フォーカス優先」の「AF-Sモード時の優先」の初期設定(撮影メニューをリセットした状態)がレリーズからフォーカスに変更になりました。

その他軽微な不具合を修正しました。

このアップデートは大変歓迎されるものだ。ファームウェアによって古いカメラもアップデートできるなら、ユーザーに撮って大変好ましい。 なお同社はX-H1に対しても、マイナーなバグを修正するファームウェアアップデートバージョン2.11をリリースした。

価格と発売時期

新しいファームウェアは現在、無料でダウンロードできる。 また、X-H1の新ファームウェアはこちらからダウンロードできる。

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