富士フイルムは、X-T4の新しいファームウェアバージョン1.02をリリースした。IBIS(ボディ内手ぶれ補正)を使用するときに発生する可能性がある問題に対応している。
X-T4は、非常に有用なビデオ機能を備えた、高性能なAPS-Cセンサーサイズのミラーレスカメラだ。その主なセールスポイントの1つは、新しく開発されたIBIS。残念ながら、IBISシステムで、「IBIS-ON」、正確にはIS BOOST- Off、DIS-Off時の問題が報告されていた。
現在のファームウェア1.02ではこれが解決されており、筆者のテストでは、問題の「ジャンプ」が再現することはなかった。個人的には、かなり長い間X-T4を使用しているが、IBISの問題を経験したことはない。それどころか、逆に感動している。カメラが「IBIS-On」と「IS BOOST-On」に設定されているときにも最高の結果が得られ、自信を持ってハンドヘルドで撮影できた。ハンドヘルドで撮影した短いドキュメンタリーも参考になるだろう。
このファームウェアアップデートに関連するその他の改善点は次のとおり。(富士フイルムのサイトから抜粋)
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- 動画ブレ補正の動作を改善し動画撮影中の安定性を向上しました。
- 同時消去設定ON時に消去した画像が、カードからは消去されているが再生される不具合を改善しました。
- 特定条件で露出オーバーになり適正露出にならない不具合を改善しました。
- 自動電源OFF後、リモートレリーズで起動できない問題を改善しました。
- その他、軽微な不具合を改善しました。
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