富士フイルムは、新しいファームウェアアップデートバージョン3.20をリリースした。オートフォーカス機能と安定性の向上が図られている。X-Pro3の新しいファームウェアアップデートもリリースされ、こちらは凍結の問題を修正している。
X-T3ファームウエアアップデートVer. 3.20
X-T3の新しいファームウェアアップデートバージョン3.20により、カメラの全体的なオートフォーカス性能が大幅に向上している。変更点は、以下の通り。(富士フイルムのサイトから)
- オートフォーカス機能の向上瞳枠の追従性が向上し、瞳にフォーカスが合いやすくなります。画面内に大きさの異なる顔が同時に存在する場合の顔検出性能が向上し、フォーカスが合わせやすくなります。
花の撮影など、AFエリア内に背景被写体と手前被写体が混在したとき、背景被写体にピント合った状態からボケている手前被写体にピントを合わせようとしたときに、手前被写体に対してピントが合わせやすくなります。
- フォルダに9,999枚まで保存可能にこれまでSDカード内の1フォルダ当たりの保存可能枚数の上限は999枚でしたが、今回のアップデートにより10倍の9,999枚が保存可能となります。
- 動画撮影時の下記症状を改善小絞り時にフォーカスがふらつく画面下端の中央付近に黒いスジがでる場合がある
- その他軽微な不具合を修正しました。
新しいファームウェアは無料で同社のウェブサイトからダウンロードできる。
X-Pro3ファームウェアアップデートVer. 1.03
また、X-Pro3の新しいファームウェアアップデートバージョン1.03もリリースされた。このアップデートにより、まれにカメラがフリーズする現象があったが、これが修正されている。 またAF-Cモードと連続撮影で色調が正しく記録されない場合がある問題を解決している。
X-Pro3のファームウェアアップデートバージョン1.03は、こちらから無料でダウンロードできる。