先日、シネマボックスレンズ「Duvo HZK 25-1000mm F2.8-5.0 PLマウント」を発売したフジノンは、「Duvo HZK」シリーズのレンズロードマップを公表した。同社は現在、2本の新しい「より軽い」ワイドズームレンズと標準ズームレンズに着手している。
2022年10月に発表された巨大なフジノンHZK 25-1000mm F/2.8-5.0 PLマウントシネマボックスレンズだが、この唯一無二の放送用レンズを詳しく見て、富士フイルムにヒアリングする機会があった。
1週間以内に始まるNAB2023に先立ち、富士フイルムはDuvo HZKシリーズのレンズロードマップを発表した。
ポータブルズームレンズ「FUJINON Duvo HZK」を公開
Duvo Box」に続いて、フジノンは現在2本の携帯用HZKレンズを開発中だ。
FUJINON Duvo HZK Standardは24-300mmのレンズだが、HZK Wideはまだ正確な焦点距離が発表されていない。10-15mmから100-150mmの範囲になるものと思われる。
これらのレンズはSuper35イメージセンサーをカバーし、おそらくネイティブのPLマウントが付属している。しかし、「Duvo Box」と同様に、これらの「Duvo Portable」レンズは、フルサイズイメージセンサーをカバーするために1.5xエクスパンダーを内蔵している。
価格と発売時期
価格情報はまだないが、フジノンによると、両レンズは来年発売される予定だ。FUJINON HZK Standard 24-300mmポータブルズームは、NAB 2023で展示される予定。