Future Momentsは、ビデオ用のオーディオマスタリングアプリの新バージョンVideoMaster 2.0を発表した。このモバイルオーディオ制作アプリは、モバイルデバイス上で即座にオーディオのポストプロダクションができる。また、追加費用なしで、MacOS 11/12のコンピュータでアプリを実行することができる。
Future Momentsのアプリやソリューションについては、こちらのMicSwap/AudioMaster/VideoVerb Proの記事をご覧いただきたい。同社は、スマートフォンを制作ツールとして使用するミュージシャンやコンテンツクリエイター、映像制作者向けのオーディオソリューションの開発を行っている。
そのラインナップをさらに充実させるために、この度、映像制作者向けマスタリングアプリの第2弾「VideoMaster 2.0をリリースした。
Future Moments「VideoMaster 2.0」の特徴
VideoMaster 2.0は、映像に手を加えることなく、また映像の品質を落とすことなく、完成した映像の音声を素早く調整することができるiOSアプリだ。
スマートフォンからVideoMaster 2.0にビデオを読み込むと、6バンドのイコライザー、ボリュームブースト、プリセットのライブラリなど、数多くの機能を利用することができる。
もちろん、VideoMaster 2.0のEQ内では、周波数、ゲイン、Qを調整することができる。EQやプリセットモジュールを長押しすることで、バイパスすることができ、状況を知ることができる。
作業が終わったら、完成したビデオをオリジナルとして保存することも、圧縮してソーシャルメディアなどで共有することもできる。また、音声だけを取り出すことも可能だ。
また、Future Momentsは今回の新リリースで、VideoMaster for iOSをMacOSデスクトップにも拡張しており、無料で使用できる。つまり、スマートフォンでプロジェクトを開始し、デスクトップで完成させることができるのだ。
価格とリリース時期
VideoMaster 2.0は現在、App Storeから無料でダウンロードできる。同社によると、徹底的にテストされており、iOS 15およびすべての新しいAppleデバイスに対応している。ただし、VideoMaster 2.0のすべての機能を使用したい場合は、月額4.99ドル、半年間9.99ドル、1年間14.99ドルのサブスクリプションプランに登録する必要がある。
VideoMasterの無料体験版は、こちらのApp Storeからダウンロードできる。
