Petapixelの情報によると、親会社のBending Spoonsは、元スタッフ全員をレイオフしたという。
彼のリンクトイン・ページによると、創業者でCEOのニール・バーハムの会社での地位は先月で終了した。現在、他のスタッフも同様に解雇されたようで、公式ソーシャルメディアへの最後の投稿は10月中旬に行われた。iPhone 15 ProとPro Maxのプロファイルで新しいアップルログ画像をサポートするアプリの最後のアップデートも10月に行われた。SSDに外部録画するオプションはまだ不足している(ただし、Appleのネイティブカメラアプリと無料のBlackmagic Cameraアプリでは提供されている)。
Filmic Pro – 長らくスマートフォン用ビデオアプリのリーダーと考えられてきた
Filmic Proは長い間、携帯電話向けの最高のビデオアプリの1つと考えられており、ユーザーはカメラをよりコントロールし、露出、フレームレート、ビットレートなどの設定にアクセスできる。携帯電話用の最も一般的なジンバルで動作し、フラットプロファイルとログプロファイルが含まれている。iPhoneだけで撮影された初の映画『タンジェリン』などの長編映画で使用されている。
Firstlightと呼ばれる同社の別のアプリは、より写真家向けで、標準的な携帯電話のカメラアプリよりもコントロールや機能へのアクセスがしやすくなっている。
買収と新しいサブスクリプション・ビジネスモデル
ミラノを拠点とするBending Spoons社は、2022年9月にFilmic社とそのアプリFilmic ProとFilmic Firstlightを買収した。同社は主に、映像制作者がスマホやタブレットで動画を編集できるアプリ「Splice」で知られている。Bending Spoons社は2018年にGoProからこのアプリを買収した。
買収に伴い、Filmic Proは新しいサブスクリプションモデルに切り替えた。また、多くのApp Storeのマイナス評価やGoogle Play Storeの評価で明らかなように、Filmic Proのユーザーを置き去りにした。
将来が危ぶまれる中、代替案はあるのだろうか?
これまでのところ、Bending Spoonsは公式な情報を発表しておらず、コメントの要請にも応じていない。彼らのサイトにも、Filmicやそのアプリについての言及はない。また何か情報が入り次第お伝えする。もし代替を探しているのであれば、ブラックマジックデザインのiPhone用アプリ「Blackmagic Camera」が適しているだろう。このアプリは、Appleの最新イベントをiPhone 15 Proで撮影する際にも使用された。