今やドローンは空撮には無くてはならない機材になっている。 しかし、ドローンは空撮ばかりではない。いよいよ水中を撮影するドローン、Geneinno TitanがKickstarterに登録された。詳細を見てみよう。
Geneinno Titanは深さ150mまで潜水できる、水中撮影用のドローンだ。15 barの水圧まで耐えることができる。Geneinno Titanはまた、4Kカメラと2つの強力な(1000ルーメン)ヘッドライトを装備している。
Geneinno Titanの概要
Geneinnoは2013年に設立され、その主力製品の1つは水中ドローンのPoseidonだった。2018年5月末にGeneinno Titan が新たにKickstaterキャンペーンに登録される。
この新しい水中ドローンTitan は6個の推進機を備えており、2m / sの最高速度で水中を移動することができる。また、円形に自由に回転することもできる。カメラは8メガピクセルの撮像素子と160°広角レンズを備え、4K映像を撮影することができる。残念ながら、コーデック、ビットレート、センサーについての詳細情報は発表されていない。
wifi接続のためのブイ(浮標)が付属しており、ケーブルでドローンに接続されている。ブイは水面上に浮かび、iOS / Androidのタブレットやスマートフォンでコントロールすることができる。
オプションのハンドグリップをスマートデバイスに取り付けることができ、ブルートゥースで接続する。これにより、Geneinno Titanを150mの深さまでコントロールすることができる。ブイはドローンからの動画を出力し、スマートデバイスの画面で映像を見ることができる。もはやダイバーズスーツは不要だ。
主な機能
Titanの機能についてはまだ情報が少ない。4K、150M、ライブストリームといったキーワードのみが独り歩きしている。もちろん、セルの受信が十分であれば、ソーシャルメディア(1080p)に直接水中映像をストリーミングすることも可能だ。
なお、スマートフォンやタブレットを使用しないで、VRゴーグルを使うこともできる。
発売時期
Kickstarterキャンペーンは5月末に開始される予定。価格情報はまだないが、従来のモデルのPoseidonは約1,700ドルだったので、Titanもその程度の価格が予想される。なおKickstarterでは、投資者は最大50%の割引を受けることができる。
いつもの注意事項だが、Kickstarterは店ではなく、確実に製品が手に入るとは限らない。メーカーに投資し、製品化が成功すれば、割引価格で入手できるシステムだ。
Links: Geneinno.com | Titan microsite