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ソニーがCFast2.0カードを発表

ソニーがCFast2.0カードを発表

ソニーは高速のCFast 2.0カードを海外で発売した。書き込み速度510 MB/s、読み取り速度最大530 MB/sを達成している。

Sony CFast

Photograph credit: Mathew Schwartz | unsplash.com

ソニーは同社のプロ用カメラではXQDやSxSといったカードを採用しているが、CFast 2.0カードでも最初のラインナップを発売した。このGシリーズの3つのモデルは、VPG130(ビデオ性能保証)をクリアしている。これは、少なくとも130 MB/sの連続書き込み速度が保証されていることを示すもの。対応するカードリーダーがあれば、最大530MB/sの高い読み取り速度を実現できる。

3種類の容量をラインアップ

ラインアップは32GB、64GB、128GBの3種類を用意。高い読み取り速度と、特筆される高い書き込み速度により、UHD / 4KやRAW記録などハイエンドのワークフローにも対応できる。

Sony CFast

ただ、これらのカードを採用する同社のカメラは現在のところ存在しない。 同社のプロフェッショナル用カメラの多くは、XQDやSxSカードを採用している。今後、容易に入手できるCFast 2.0に置き換わっていくのだろうか? 価格はXQDカード、CFast 2.0カードとも多少安価になりつつあるが、SxSカードは依然高価なメディアだ。今後を考えると、CFast 2.0規格が有利かもしれない。

仕様、価格、発売時期に関して

Gシリーズの3種類のカードはすべて、同じ品質と耐久性を備えており、-5°Cから+ 70°Cまでの温度で使用可能。またファイルレスキューソフトウェアがバンドルされており、誤ってデータ消去した場合など、データ回復の可能性も提供されている。

Sony CFast

GシリーズCFast 2.0カードは2018年初頭に発売の予定。価格は32GBモデルで119.99ドル、64GBで199.99ドル、最も大容量の128GBカードは349.99ドルとされている。

GシリーズCFast 2.0カードがXQDやSxSに取って代わるのかどうか、今のところ分からない。しかし、更に大きな容量が求められるプロ用では、当面状況は変わらないかもしれない。

リンク:Sony.com

 

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