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GoPro Hero6 BlackレビューPartII

GoPro Hero6 Blackレビューの1部では、カメラのさまざまな撮影モードを見てきた。今回は、GoPro Hero6を、スペインのコスタブランカでマウンテンバイクでの撮影で試してみた。

第1部で次のモードが最高の画質が撮れると分かったので、今回はこのモードを使用した。

  • 4K 4:3 24p and 4K 60p
  • 2.7K 120p
  • 1080 240p

これらのモードはどれも手振れ補正が使えないので、GoPro Karma Grip(レビューはこちら)を使用した。 Karma Gripは極めて安定した手振れ補正を見せた。また、 Karma GripからHero6へ給電できるので、Hero6のバッテリーも長時間持続させることができた。

補足:当初、 Karma GripはHero6を認識せず、最新のファームウェア(v1.51)にアップデートした後でもカメラを認識しないことがあった。カメラが「USB connection」というメッセージを表示したままフリーズし、グリップとカメラの両方からバッテリーを一旦引き抜く必要があった。

なお、Hero5でも同じことがあった。 2017年8月にリリースされた最新の Karma Gripファームウェアでもこの問題は解決されていない。 いまだにベータ版のような感じだ。

GoPro Hero6ハウジングはHero5と同じなので、PolarPro NDフィルター(主にND32、レビューはこちら)を使用することができる。これにより、4K 4:3 24pモードのような低いフレームレートで美しい残像の映像を撮ることができた。

このモードは、GoProのチェストマウントと組み合わせて非常に有用で、フォアグラウンドのハンドルバーを含んで最適な視点だ。スローモーションは2.7K/120pと1080/240pモードを使用している。なお、ソニーα7S IIとDJI Mavic Proドローンも使用している。

GoPro Hero6 Black Review

使って見て分かったこと

Hero6をほぼ一ヶ月使用して、分かったことはHero5から大きく進化しているということだ。画質、解像度、フレームレート、新しく採用されたHEVC(H265)コーデックは、いずれもすばらしい。また、手動での操作は可能だが、オートアイリスとホワイトバランスも適切に機能している。これはアクションカムにとって非常に重要な機能だ。

もう一つの大きなポイントは、ダイナミックレンジが以前のバージョンより改善されていること。 GoPro Hero6とHero5をサイド・バイ・サイドで撮影してみたが、Hero6はシャドウを維持しながら、ハイライトをよりしっかり保持している。Hero5で空が白とびしても、Hero6ではまだ青空が残っていた。

長所と短所

長所

  • 画質、色再現性、ダイナミックレンジ
  • 新しい4Kモードと2.7K/120pと1080/240pモード
  • HEVCコーデック

短所

  • 魚眼レンズ
  • ミディアムとナローセッティングが無くなった(2.7k/120pと1080/240pスローモーションモードのために必要)
  • すべてのモードでHEVCコーデックを使用しているわけではない(たとえば、4K/24pモードでは使用できない)
  • 音質(すべてのアクションカムでの一般的な問題)
  • Karma Gripの問題。手振れ補正は素晴らしいが、まだ不具合がある

GoProが外付けマイク( Karma Gripで使用可能)、あるいは魚眼ではない広角レンズ(または交換可能なレンズの選択肢)のようなオプションを提供できれば、プロユースにも耐えられるものになるだろう。今のところ、Hero6は優位性を持っているが、競争は厳しいので、このままだとすぐに追いつかれるのではないだろうか。

フジヤエービックのショップサイト

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