GoProが第1四半期の結果を報告した。積極的なコスト削減により2年ぶりの高収益を記録している。
Karmaドローンの動作不良によるリコール、ドローンやウェアラブルカメラでの熾烈な競争に苦しみ、過去7四半期連続で財務上の損失を計上していたGoProだが、再び業績が好転したようだ。
Nicholas Woodman CEOは次のようにプレスリリースで語っている。「GoProの業績はトンネルを脱し、成長と収益性を回復しました。当社の製品ロードマップに影響を及ぼすことなく、運用コストを大幅に削減しました。」
Woodman氏は更に「HERO6 Blackは世界中で販売され、絶大な評価を得ています。私たちは現在、通年の2桁の収益成長目標を達成するため、需要の開拓に重点を置いています」とも述べている。
株式市場で注目されていたこの会社は、1000ドルのドローンやGoPro HERO6、あるいは11月初めに発売予定の全天球カメラFusionなどの新製品を開発する一方で、過去には大量解雇に頼らざるを得なかったこともあった。
Earnings Call(電話や Webcastを使った、投資家向けの収支報告)の中で、Woodman氏は、現在のエントリーレベルのGoPro Sessionは、来年(2018年)発売予定のエントリーレベルモデルに置き換えられると述べた。
「GoPro Sessionの需要は予想以上に高かった。この新しいカメラはGoProシリーズで予定されている新製品の1つになるだろう」とも語っている。
GoProによると「未来に興奮しないでいることは不可能」とのことだ。
以下はFusionのプロモーションビデオ。
同社が期待するように、コンシューマーレベルの全天球カメラであるFusionのような製品により、GoProは再び浮上するだろう。
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