GoPro Labsを使用すると、 Hero8 BlackカメラのQRコードコントロールなどの新しい機能が使用できる。
GoProは、最も人気のあるアクションカメラの1つだ。ただし、リモートでカメラをトリガーしてタイムラプスの記録を開始するとか、複数のカメラを同期して制御することには制限があった。GoPro Labsは、これらより高度なカメラ制御が可能となる。
GoPro Labsは、ベータテストではなく、ファームウェアとしてインストールできる。
現在、GoPro Labsは Hero8 Blackに対し、カメラ制御用のReelSteady GO最適化とQRコードの二つの機能を実現している。
ReelSteady GO
以前にGoProがReelSteadyをリリースしたことについてレポートしたが、このコラボレーションは Hero8のデジタル手振れ補正に貢献している。この機能は、カメラのローリングシャッター補正を最適化するため、ReelSteady GOでのポストスタビライズ(後処理での手振れ補正)に適している。
これにより、よりスムーズかつ正確にポストスタビライズできる。
カメラコントロールと個人設定のためのQRコード使用
複数のGoProの設定やタイムラプスを行う場合、これは非常に有用な機能で、QRコードジェネレーターで、ユーザーは独自のカスタマイズされた設置を作成することもできる。これにより、WiFiを使うことなしにリモート撮影とトリガーの制御が可能になる。
以下は、現在QRコードで有効になっている機能。
- カメラスクリプティング:昼間のみのタイムラプス撮影など、カスタマイズ可能なカメラコントロール。
- お気に入りのモードをビジュアルプリセットまたはQRコードとして保存。
- リモートスタート記録のためのウェイクアップタイマー。
- 動き検出の開始と停止:動きがある場合にのみ記録。
- 速度検出の開始と停止:GPSを使用して、定義された速度で記録を開始。
- 所有者情報でGoProをパーソナライズ。
- より大きなチャプターファイル:4GBから12GBに増加。
上記の機能のうち、カメラスクリプト機能は、最も興味深いものだ。上記の昼間のみタイムラプス記録する例は、GoProでの撮影をより簡単に、時間を指定して行うことができるので、様々な状況で使用できる。
独自のカメラ設定とコントロールを作成
非常に有望なのは、GoProが設定とアクションコマンドのリストを、QRコードの形式で独自コマンドが作成できること。GoProユーザーが高度なカメラ設定を作成して他のGoPro Labsユーザーと共有できる。
コードのアクションをトリガーするには、QRコードにカメラを向けるだけ。これにより、複数のカメラ設定の同期がはるかに高速になる。
GoPro Labsはこちらからファームウェアをダウインロードできる。
現在は Hero8 Blackのみに対応している。今後、他のHERモデルにも拡大していくことを期待したい。
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