グラスバレー(Grass Valley)がEDIUS 9.40を発表し、現在利用可能となっている。もうすぐDaVinci Resolve 16やPremiere Proが機能を充実する中、EDIUSの進化が期待される。
EDIUSはWindows専用のノンリニア編集ソフトウェア。Macで使うには、Bootcampをインストールする必要がある。EDIUS9.30は2018年IBCで発表された。
EDIUS 9.40の新機能
Among the new features from EDIUS 9.40, the most noticeable improvements are:
- Apple ProRes エクスポート
- Apple ProRes RAW デコード
- HDR/SDR 相互変換機能 (HDR/SDR ゲイン、トーンマッピング)
- ハイクオリティーモーショントラッキング(ハイブリッドトラッカーの採用)
- H.265/HEVC GVソフトウェアデコーダー
- マルチカム編集ワークフローの向上(クリップマーカーでの同期機能など)
- クローズドキャプション機能の向上(scc/mccファイルのインポートとエクスポートなど)
- その他
- 4K HDR/SDR用カラーバーの作成
- 数値入力によるボイスオーバーの録音レベル設定
- AJA KONA 5/Io 4K Plus ビデオプレビュー
- キヤノン Cinema RAW Light デコードパフォーマンスの向上
- H.264 エンコードの向上(低ビットレートの画質改善など)
- Sony RAW VENICE v3 でサポートされているクリップのデコード
- Panasonic P2 8K デコード
- H.264/H.265 MOV エクスポート
- DNxHR MXF エクスポート * EDIUS Pro 9では、DNxHDオプションが必要
* H.265/HEVC のエンコードには、インテル クイック・シンク・ビデオが必要
EDIUS 9.40は現在購入可能で、EDIUS 9ユーザーは無料でアップグレードできる。