G-TechnologyがArmorATDを発表した。これは、衝撃、雨、塵埃など厳しい環境に強い新しいハードドライブだ。 1TB、2TB、4TBの3サイズが選択できる。
ArmorATDの概要
G-Technologyは、屋外での使用を想定して設計されたArmorATDポータブルドライブを発表した。三層の耐衝撃性を備えており、保護ゴム製バンパーで覆われた堅いアルミニウム筐体を持つ。耐圧は450Kgで、かなり堅牢だ。しかし実際にもっと現実的なのが耐衝撃性で、平均的な机(最大1.2メートル)から落とした場合でも破損することはない。
新しいArmorATDは、evシリーズの堅牢なドライブ(下記)とは対照的に、単独で使用するように作られているため、小型軽量に作られている。MacとWindowsどちらにも対応でき、標準のUSB-Cコネクタで接続する。
ArmorATDは最大140MB / sの転送速度。これはハードドライブなので、最大2800MB /秒の速度の同社のG-DRIVE mobile Pro SSDと競合するようなものではない。撮影中にバックアップを取る場合はSSDストレージを使用する場合が多いと思われるが、ハードドライブは依然としてSSDよりはるかに低コストなソリューションだ。
G-Technologyのドライブの進化
多くの撮影は屋外で行われるためデータのバックアップが重要になり、各メーカーはストレージメディアの堅牢性にますます注目するようになった。 なおAppleは丈夫なMacBookもリリースする予定だ。 4年以上前に、G-TechnologyはすでにG-Drive ev RAWおよびG-Drive ev ATCを発表している。これらは、屋外での使用に耐えるドライブとして最初に製品化されたものだ。(当時のニュース記事はこちら:英語)。これらのドライブには、着脱可能なラバーバンパー(G-Drive ev RAWの場合)や完全に取り外し可能なプラスチック製エンクロージャ(ATCバージョンの場合)が使用されていたが、これはRAIDシステムで用いられる同社のEvolution ecosystemにも使われていたものだ。
5月より販売開始
ArmorATDドライブは5月から3年間の限定保証付きで販売される予定だが、すでにB&HやG-Technologyで事前注文することができる。リンクは以下のとおり。