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キヤノン コンパクトシネマサーボレンズ 70-200 T4.4
キヤノンのコンパクトシネマサーボレンズ、70-200 T4.4を数週間前にレポートしたが、NAB 2017で実物を手にとって見ることができたので、話を伺った。
まず気づいたのは、かなりコンパクトだということだ。これは先に発売されているコンパクトシネマサーボ18-80 T4.4とペアになるレンズだが、比較すると僅かに重くなっている。また、このレンズはマニュアルでもサーボでもズームコントロールが可能で、オプションのズームロッカー、手ぶれ補正およびオートアイリススイッチなしで使用する場合のズームコントロールも同じだ。更にフィルター径も同じとなっている。ペアで使用するように考えられている。
キヤノンのプロダクトスペシャリストであるPeter Marr氏によると、70-200 T4.4のサーボズームはEFマウントの接点を使用できるため、同社の5D mark IV のようなDSLRでもこの機能を使用することができる。すべてのレンズ機能は同社のCinema EOSカメラで動作するように設計されているが、DSLRで使用する場合はいくつかの制限がある。カメラがレンズの電源に対応していない場合、付属の12V入力を介して外部電源を使用することになる。
さて、フォーカスリングを確認すると、予想したとおり、18-80同様、フォーカスリングの回転にハードストップが無かった。これは、レンズで同社のデュアルピクセルオートフォーカス機能を有効にするためのものだが、マニュアルでフォーカスする使い方では、少し使い難いかもしれない。
価格と発売時期については未定だが、比較的暗めのT4.4と18-80 T4.4の価格から考えると、コンパクトシネマサーボ70-200 T4.4は、シグマやフジノンからも発売されているシネマズームレンズの価格帯から大きく外れることはないだろう。即ち、約5,000のレンジと考えられる。
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Fabian Chaundy
Fabian Chaundy is a Chilean-born multimedia producer based in Vienna, Austria. He works mostly as a freelance producer for BBC News. He is also an experienced scriptwriter and musician.