スイスの野生生物写真家であり、映像クリエーターでもあるStefan Forster氏は、火山の噴火を撮影するためにアイスランドに赴いた。噴火する火山の上をドローンで飛行して撮影したが、ドローンが溶けてしまった。
CineDでは、ドローンの使用に関するニュースやストーリーについてレポートしているが、これは、信じられないほどのFPVドローンショットだ。ドローンを犠牲にして撮れたショットだが、ドローンなればこそ撮れたショットでもある。
まずは以下に映像を観ていただきたい。
Shooting a volcano can melt your drone
1:10のトップビューショットでわかるように、DJI Mavic 2Proを限界まで近づけている。Stefan氏は3台のドローンをアイスランドに持ち込んだが、トップビューショットを撮影したドローンは無傷で戻ることはできなかった。
上の画像でわかるように、700〜1200°Cの溶岩は大量の熱を発生させ、Mavic 2Proドローンのプラスチックの外筐は部分的に溶けている。
Stefan Forster氏によれば、ドローンは内部で映像を記録できるが、墜落する可能性を考え、スマートフォンでスクリーン記録することも行った。幸い、DJI Mavic 2 Proは墜落せず、すべての4K映像を回収できた。
残念ながらこのドローンはもはや飛行できなくなったが、この場合、DJICareの保証が適用されるかどうかは非常に疑わしい。
Credit: DPReview and Stefan Forster.
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