Kesslerは、MōVIオペレータにとって莫大な時間節約になるシンプルな新製品を発表した。 Kessler Kwik Plate Adapter forMōVIはアルカスイス (ARCA SWISS)ベースのプレートで、ジンバルと他のグリップアクセサリーを素早く切り替えることができる。
共通のプレートシステムを採用し、各カメラに同じプレート、三脚やジンバルにこれに適応するベースを使用すれば、どのような組み合わせでもすぐに取り付けることができる。
マンフロット(Manfrotto)は、577アダプタと501プレートで、これと同様の安価なソリューションを提供している。ケスラーは、広く用いられているアルカスイスのプレートを使用して、同様のソリューションを展開している。
しかし、ジンバルシステムに関しては少し問題がある。
ジンバルは、三脚システムよりもはるかに面倒で、バランスを取るための特別なプレートが必要だ。着脱を簡単にするためにジンバルにアダプタープレートを使用することができるが、これはジンバルのカメラ設定に悪影響を及ぼす可能性がある。
ケスラーはジンバル、特にMōVIM5やMōVIPro用にシンプルで効果的なソリューションを開発した。
Kessler Kwik Plate Adapter forMōVIは、長めのアルカスイスプレートだ。これは通常のアルカスイスプレート(ケスラークイックリリースアダプターと互換性がある)と同じ機能を持っているが、プレートの下面がMōVIに直接ボルトで固定することができる。
使い方は簡単で、MōVIの受側をケスラーのそれに置き換えるだけだ。
そしてMōVI、三脚、スライダー、クレーン、モノポッドに同じプレートを取り付けることにより、カメラをすぐに着脱して他の機材に取り付けることができる。
安全ロック機構も搭載
この製品はMōVIオペレータにとって非常に便利だが、画期的というようなものではない。以前、他の製品はグリップとジンバルの間の迅速な付け替えを解決しようとした。
しかし前述したように、ジンバルにクイックリリースを追加することはできるが、バランスの面で問題が残っていた。
1A tools は、逆の発想で、MóVIプレートを使用した三脚マウントを開発した。この解決策はそれなりに良いかもしれないが、その理由は以下の通り。
まず、これもアルカスイスプレートを採用している。Wooden Camera、Zacuto、SmallRig、Really Right Stuff、100+ Amazon miniなどはすべてこのプレートを使用している。アルカスイスプレートは、このようにかなり一般的なプレートだ。
もう1つの理由はMōVIオペレータとしての経験から来ているもので、カメラはこのシステムで適切にマウントできるという事実だ。 MōVIプレートは1/4 “20スレッドに限定されているが、MōVIM5プレートは、1本のスレッドのみに制限されることがよくあるのだ。
Kessler Kwik Plate Adapter forMōVIは、1/4 “20インチより大きい、より安定した3/8″のスレッドを任意の場所に取り付けることができる。
Alexa MiniやREDのような大型のカメラにはこれが適しているだろう。カメラの底面のプレートの位置と、固定されたプレートの位置を調整できるようになる。
もう一つの特筆される機能はKessler Kwik Plate Adapter forMōVIの安全ロック機能だ。MōVIプレートにはロック機能が無いのだ。
Kessler Kwik Plate Adapter forMōVIには、プレート自体にラッチが付いている。これによりカメラが滑り落ちるのを防ぐことができる。カメラを取り外す場合は、これを押し込む。
https://www.facebook.com/KesslerCrane/videos/10155336735200859/
これはシンプルな製品だが、安定性と互換性の問題を解決する。 Kessler Kwik Plate Adapter forMōVIは、長いプレートを採用することで、ジンバルを使用しない場合でもメインカメラプレートとして使用できる。
M5とMōVIPro用のKessler Kwik Plate Adapter For MōVIは既に発売済み。 M5はM10やM15と同じプレート構成を採用している。