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iFootageがShark Slider Miniを発表 - モジュール構造で無制限に延長できるスライダー

上のビデオは「字幕」ボタンで日本語字幕が表示されます。

 

iFootageは今年初めにShark Slider Miniを発表した。IBC 2018で展示されているので、詳細を見てみよう。手動あるいは自動で移動制御ができ、ポータブル性にも優れたスタイダーだ。

iFootage Shark Slider Miniは、ベルトレスのデザインで、手動と自動での操作が可能。トラックを継ぎ足すことにより、希望の長さにすることができる。また、着脱できるミニフライホイールにより、手動でもスムーズな動きが実現できる。自動の場合は、2.4GHzワイヤレス制御のプラグアンドプレイモーションシステムで制御できる。

このスライダーは、0.0032mmの精度で設計されたコンパクトなアルミニウム製。カメラベースの角度は移動角度に対して調整可能で、ロックレバーで所定の位置にロックすることができる。

このスライダーはトラックをシームレスにつなぎ合わせるモジュラー設計になっており、金属のバックルロックで、片手で簡単に接続できる。トラックピースが1本の場合が最短の設定で、この場合スライダーの全長は460mm(カメラ移動距離は220mm)になる。トラックピースを2本接続した場合は、全長840mm(カメラ移動距離:590mm)となる。 論理的にはスライダーを制限なしに延長することが可能だ。自動制御の場合の連続稼働時間についてはテストする必要がある。

スライダーの最大耐荷重は、1本のトラックピースの場合は5kg、2本以上の場合は4kgとされている。

X2 Mini パン&チルトモジュール

Shark Slider Miniは、2軸制御できるパン&チルトモジュールにも使用できる。プラグアンドプレイスライドモジュールと一緒に使用すると、3軸を制御できる。 X2モジュールの耐荷重は1.5kgだが、アクセサリーブラケットを使用すると3kgまで搭載することができる。

スマートフォンアプリ

iFootageは、X2 Mini パン&チルトモジュール用スマートフォンアプリを用意しており、無料でダウンロードできる。ユーザーは、ジョイパッドスタイルのコントローラーで、3軸を操作できる。 各軸はベジェ曲線タイムラインコントロールにより、速度と角度を正確に制御できる。

その他の機能は次のとおり。

  • A:B点の移動機能:AとBのカメラポイントを設定し、速度を変えて繰り返し動作可能。
  • グリッドフォトステッチングモード:超高解像度の写真撮影
  • パノラマ写真撮影モード

アプリを使って、スライダーのファームウェアアップデートもできる。アプリは現在iOS版がダウンロード可能。 Android版もまもなくリリースされる。

Shark Slider Miniは、同梱物により様々なバージョンが用意されている。

フジヤエービックのショップサイト

IFOOTAGE SHARK SLIDER MINI 600 PRO

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