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IkanがPIVOT 3軸ジンバルを発表 - 大型カメラでも使えるハンドヘルドジンバル
cinema5DではすでにIkan PIVOT 3軸ジンバルの記事をリリースしているが、NAB 2018で初めて展示されたので、実物を手にとってIkanの担当者にインタビューを行った。
Ikan PIVOT 3軸ジンバルの特長は、3.63kgの耐荷重。ただ、その重さのカメラを乗せると保持するのがかなり難しいので、デュアルハンドグリップがオプションで用意されている。
Ikan PIVOT 3軸ジンバルの特長
ハンドヘルド3軸ジンバルは、最近多くのメーカーから発売されている。各メーカーは、それぞれアピールするセールスポイントを持っているが、Ikanの場合、それは耐荷重で3.63Kgまで保持することができる。上のビデオのように、キヤノンC200も乗せることができる。このカメラは約1.5kgなので、レンズ、ベースプレート、15mmのロッド、さらにはワイヤレストランスミッターなどのアクセサリーも装着することができる。
ジンバル本体は、カメラのモニターが見やすいように、ロール軸を傾斜させているが、構造自体は一般的なもの。ただ、小型のミラーレスカメラなら良いが、 C200のような大型カメラを乗せると、片手で支持するのは難しい。そこで重量を均等に分配することができる、DGHデュアルグリップハンドルがオプションで用意されている。
このグリップハンドルには、2箇所に小さな足が付いており、ジンバルを自立させておくことができる。コントロールは、スマートフォンから専用のアプリを介して行うことができる。このアプリは、アプリストアやGoogle Playからダウンロードできる。このアプリですべての設定を行える。
価格と発売時期
Ikan PIVOTは現在発売済みで、価格は約750ドルとなっている。在庫が希少だそうだが、まもなく追加されるとのこと。
このジンバルは、インディーの映画制作者などにとっては、非常に興味深いデバイスだろう。小型ながら非常に有力なハンドヘルドジンバルだ。
Links: Ikancorp.com
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Olaf von Voss
Olaf von Voss is a freelance cameraman who is in business for well over a decade. He is living in Berlin, Germany but has traveled the world as well while shooting mostly documentaries.