Insta360は重量がわずか27g のInsta360 GO 2カメラを発売した。IPX8防水で、充電ケース、着脱可能な保護レンズなどのアクセサリーも付属している。 最大2560×1440/50fpsでFlowState手振れ補正機能が装備されている。価格は税込36,300円。
中国のカメラメーカーInsta360は、2019年8月に第1世代のInsta360GOを発売した。わずか18.3グラムで、Flowstate手振れ補正機能が搭載されており、同社は世界最小の手振れ補正搭載カメラとして売り出した。今回、Insta360は第2世代を発表した。
Insta360 GO 2
第一世代のInsta360GOと同様に、GO 2も非常に小さいが、サイズと重量はわずかに大きく、重くなった。 GO 2の重量は27gで、寸法は52.9 x 23.6 x 20.7mm。マグネットペンダントに取り付けることができ、たとえばTシャツに直接取り付けることができる。
Insta360 GO 2は、焦点距離11.24mm(フルフレーム相当)の正方形1 / 2.3インチイメージセンサーと、f /2.2レンズを搭載している。 120°の「UltraWide」または110°の「ActionView」の2つのFOV設定を使用でき、最大解像度2000×2000ピクセルで写真を撮ることができる。これは、第1世代(2560×2560)よりもわずかに少ない。 GO 2は、写真をDNGまたはINSP形式で記録できる。
ビデオ記録では、80Mbpsの映像をH.264/MP4ファイルで記録する。次の解像度とフレームレートが選択できる。
- 2560×1440 at 50fps, 30fps, 25fps, 24fps
- 1920×1080 at 120fps, 50fps, 30fps, 25fps, 24fps
FlowState手振れ補正とホライズンレベリングアルゴリズムは、スムーズな映像を可能にする。ただしこれは50fpsまでしか機能しない。スローモーションの場合、フルHDで最大120fpsで記録できる。最大6倍速でのハイパーラプスも可能だ。ナイトラプス機能は、夜間にタイムラプス(0.5秒、1秒、2秒、5秒、10秒、30秒、60秒、120秒の間隔を選択可能)で撮影できる。
Insta360 Go 2には32GBの内部ストレージが搭載されている(約28GBが使用可能)。210mAhバッテリーが内蔵されており、最大30分のビデオを記録できる。 FlowStateを使用する場合は、それより短く、約10分となる。カメラを充電ケースに挿入すると記録時間が長くなる(後述)。
Insta360 GO2はIPX8規格に準拠しており、最大水深4mまで防水性がある。また、強化ガラスで傷のつきにくいレンズガードも備えている。これはネジで取り付けられているため、いつでも交換できる。 またNDフィルターと付け替えることもできる。
充電ケースとアクセサリー
付属の充電ケース(重量63.5g)は、カメラの内蔵バッテリーを30分で充電でき、Insta360 GO2は最大150分間撮影できる。ケースは、リモコン、三脚、ハンドヘルドグリップも兼ねており、自撮り棒などのアクセサリーを取り付けるための1/4インチの取り付けネジも付いている。充電ケースにはBluetooth機能も含まれており、最大10m離れた場所からカメラを制御できる。
Insta360には、マグネットペンダント、イージークリップ、ピボットスタンド、レンズガードなどのアクセサリーが付属している。
Insta360アプリ
Insta360 GO 2のコンパニオンスマートフォンアプリを使用すると、ユーザーはリアルタイムでプレビューでき、WiFi接続を介してカメラの設定を調整できる。このアプリには編集機能や、選択したクリップを音楽と一緒に自動的に編集できるFlashCut2.0も含まれている。 FlashCut 2.0を使用する場合は、スポーツ、旅行、ペットなどのプリセットテンプレートを利用できる。
価格と発売時期
Insta360 GO 2は現在、税込36,300円で販売されている。カメラには、チャージケース、マグネットペンダント、イージークリップ、ピボットスタンド、レンズガードが標準装備される。