Insta360のスキーポールマウントは、スキーを360°キャプチャする際の経験とパフォーマンスを向上させるために設計された専用アダプターだ。スキーポールに取り付けることで、スキーヤーの両手が自由になり、スキーを楽しむことができる。このラインのほとんどのInsta360製品と同様に、フレーミングは強力な自動化機能によりポスト処理で行われるため、水平線がずれたり、映像がぶれたりする心配はない。
冬が到来し、無数のスキー場で雪が降る。Insta360スキー・ポールマウントが発表されたのもこの時期だ。この中国企業は、スキーヤーが両手をスキーストックに添えたまま、比較的安全に360°のアクションを撮影できるよう、この巧妙かつシンプルな機構を発表した。
巧みな設計思想
スキーポール・マウントは、スキー体験への干渉を最小限に抑えるよう慎重に設計されている。セットアップが簡単で、しっかりと固定でき、重心を維持することに長けている。しかし、私が最も感銘を受けたのは、その背後にあるビジョンだ。映像制作者なら誰でも知っているように、カメラは比較的水平で安定した取り付けポイントに置かなければならない。スキーのポールはまったく逆だ。絶えず動き、アングルを変え、雪にぶつかり、カメラの設置場所ではない。しかし、360°キャプチャーはこのようなことは全くない。360°キャプチャーする場合、カメラ（またはアプリ）が自動的に水平をとってくれるため、水平レベルはあまり意味をなさない。視野がこれだけ広いと、動きの影響は少なく、かなり積極的な手ぶれ補正が適用されるため、おそらく残っているものは修正されるだろう。
組み立て
Insta360スキーポールマウントの取り付けはいたって簡単だ。片側をスキーポールに取り付け、六角レンチで固定する。様々な直径のアダプターが完璧なフィットを保証する。もう一方のポートには自撮り棒を固定する。クランプで24.5mmと23mmの自撮り棒の両方をつかむことができる。一度スキーポールに取り付けて固定すれば、自撮り棒は簡単に取り外すことができる。
価格と発売時期
Insta360スキーポールマウントは40ユーロで、Insta360のウェブサイトで購入できる。自撮り棒は含まれていない。箱の中には以下のものが入っている：
- 1x スキーポールマウント
- 1x 六角レンチ
- 1x 24.5mm 自撮り棒クランプ
- 1x 23mm 自撮り棒クランプ
- 1x 14mm スキーポールクランプ
- 1x 16mm スキーポールクランプ
- 1x 18mm スキーポールクランプ
- 1x 20mm スキーポールクランプ
- 1x 22mm スキーポールクランプ
