Insta360は、先日のInsta360 ONE Xカメラの導入に続き、AdobeMAX会議でProカメラシリーズのアップデートを発表した。これにより、4Kx 4Kで180°の撮影が可能になり、Insta360 ProとPro2は、単一の視点から360°と180°の映像を撮影することができるカメラになる。新しいワークフローは、Extensionを介してPremiere Proで編集ができる。
アップデートされたInsta360 Proでは、1つの位置から180°と360°の撮影を同時に行うことができる。撮影のプロセスは変わらないが、360°で撮影し、ポストプロダクションで、180°3D画像を分離する。結果は4Kx4Kになる。
ポストプロダクションでのワークフロー
180°の映像はInsta360独自のStitcherソフトウェアまたはPremiere Proプラグインで編集できる。インポート時には、180°3D設定に切り替えることもできる。つまり、180°3D映像を作成するのに必要な素材だけがインポートされる。 Stitcherでのワークフローを使用すると、映像を自動的にステッチし、編集に適した標準の180°VRフォーマットに書き出すことができる。
Premiere Proを使用すると、180°の3D機能が既存の「ステッチなし編集」ワークフローに追加され、360°のフッテージと同じように機能する。編集はプロキシを使って作業することができる。完成した映像がどのように見えるかを、実際にステッチして書き出すことなくプレビューできる。その後、編集が終了すると、ステッチングはエクスポート時に実行される。
以下は新しい機能の概要。
- Insta360 ProとPro 2の180°と360°同時撮影
- 4K×4K
- 最初に360°でを撮影し、後で180°映像を作成
- 180°に必要な映像だけをインポート
- Premiere Proと「ノーステッチ編集」ワークフローへの統合
このソフトウェアは、今月後半に無料でアップデートされる予定。