カリフォルニアのプロオーディオ機器メーカーK-Tekは、軽量のグラファイトポールとこれに対応するアクセサリー「Mighty Boom(マイティブーム)」マイクポールを発表した。
ブームポールは地味な機材だ。しかし、ブームポールを使わない撮影は少ない。オーディオを最適に収録するため、オーディオ担当者はポールでマイクを被写体のできるだけ近くに配置する。K-TekのMightyBoom Polesは映像撮影に無くてはならない機材の一つだ。
以下はプロモーションビデオビデオ。
デザイン
Mighty Boomには10種類のモデルがあるが、違いを説明する前に、それらの共通点を見てみよう。
Mighty Boomsには取り外し可能なヘッドがあり、さまざまなケーブル接続が可能。ポールはすべて6段構造となっている。各セクションは、滑りにくいロックリングでしっかり固定できるようになっている。セクションをロックしたりロック解除するには、リングを1/4回転させるだけで完了する。これにより、ポールの長さをすばやく簡単に変更できる。
さまざまなバージョンを用意
K-Tek Mighty Boomには、ケーブルがないバージョンと、マイクを接続するためのコイルケーブルが組み込まれているバージョンの2つがある。
Model | Length (collapsed) | Length (max) |
KP6/KP6CCR | 21″ (53.3 cm) | 6′ (1.83 m) |
KP9/KP9CCR | 28″ ( 71.2 cm) | 9′ ( 2.75 m) |
KP12/KP12CCR | 37″ ( 94 cm) | 12′ ( 3.66m) |
KP16/KP16CCR | 44″ ( 111.8 cm) | 16′ ( 4.88 m) |
KP20/KP20CCR | 54″ ( 137.2 cm) | 20′ ( 6.1 m) |
アクセサリー
K-Tekはさまざまなアクセサリーも提供している。たとえば、標準のMighty Boomを内部コイルケーブルでアップグレードするためのキットとケーブル、またはワイヤレスオーディオトランスミッタをブームポールの端に直接取り付けるためのアダプタなどがある。
筆者は自分でK-Tekポールを使用したことはないが、K-Tekポールを使用しているオーディオ担当者の話を聞いた。それによると、徹底的に考え抜かれた製品でよく設計されており、長年にわたってユーザーに親しまれている。ちなみに、K-Tekは、エントリーレベルのオーディオ機器も提供している。
Link: K-Tek