中国のレンズメーカーKamlanは、APS-Cカメラ用の新しいプライムレンズ、Kamlan 50mm F1.1 Mark 2を発表した。このレンズは、富士フイルムX-Mount、ソニーE-Mount、マイクロフォーサーズ、キヤノンEOS-M-Mountのいずれでも使用可能だ。
2017年、Kamlanは50mm F1.1プライムレンズの第1弾を発表した。小売価格169ドルで、主にプラスチック製で、シンプルな5群5枚構成のレンズ設計だった。
その後、21mm F1.8、28mm F1.4など4本のレンズが発売された。さらに、同社は、最初のプライムレンズの改良を行い、50mm F1.1のガラスの第2バージョンを発表した。
特徴
Kamlan50mm F1.1 Mark 2は、金属製のフルマニュアルレンズだ。600gの重量で、最も軽いプライムレンズと言うわけではない。しかし、このレンズの重量は、ミラーレスカメラと良いバランスを提供するだろう。
この50mm F1.1 Mark 2はAPS-Cセンサーをカバーし、富士フイルムX、ソニーE、マイクロフォーサーズ、キヤノンEOS-Mの様々なレンズマウントに対応する。
レンズ本体には、フォーカスリングと絞りリングがある。絞りリングは非クリック式で、映像制作者には便利だ。
メーカーによると、このレンズはすべての距離域でシャープで、フレーム中央の開放でもシャープとされている。通常、この種の明るいプライムレンズは、F2.8-F4の範囲で使用すると最高の性能を発揮する。
レンズ構成
この50mm F1.1 Mark 2のレンズ構成は、7群8枚。絞り羽根は11枚の円形絞り羽根を採用し、驚くほど滑らかでクリーミーなボケ味を実現している。
前面フィルター径は62mm、最短撮影距離は40cm。
価格と発売時期
Kamlan 50mm F1.1 Mark 2は、現在249.00ドルで販売中。レンズにはクリーニングクロスと金属製レンズフードが付属している。
詳しくは、Kamlanのウェブサイトをご覧いただきたい。