Kinefinityは同社のカメラを大幅値下げし、またアクセサリーパッケージを追加した。 各Kinefinity MAVO LF本体の価格は11,999ドルから7,999ドルに、MAVO 6Kの価格は4,999ドル、TERRA 4K本体の価格は3,499ドルとなっている。また、Kinefinity TERRA 4Kには2020年4月に新しい無料のファームウェアアップデートが提供され、ProRes4444およびProRes 4444XQ記録形式が追加される予定。
中国のカメラメーカーKinefinityは、2017年以来TERRA 4K、MAVO、およびMAVO LFの3つのシネマカメラをリリースしている。非常に興味深い機能を持ち、多くの映像クリエーターは、高く評価している。Kinefinity MAVO LFのレビュー記事はこちら。
Kinefinityは、顧客に信頼性と手頃な価格の製品を提供するため、サプライチェーンと生産プロセスの最適化に努力していると述べている。同社は現在、製品ラインナップを調整しており、本日より、同社のカメラは価格改定され、より効率的なアクセサリーパッケージオプションが提供された。
価格改定
Kinefinityによると、価格改定の理由は、サプライチェーンと生産プロセスの最適化による改善としている。既存の3つのカメラすべての価格を下げている。以下の価格はボディのみ。
残念ながら、Kinefinityカメラは日本では扱いが無いが、Kinefinity Webサイトから直接購入できる。
アクセサリーパッケージ
各Kinefinityカメラには、さまざまなアクセサリーパッケージが用意されているが、今回、パッケージの構成を調整し、利便性と柔軟性を高めた。基本パッケージは、Handheldパッケージと名前が変更された。さらに、CoreパッケージとProductionパッケージのまったく新しいオプションも加わった。各パッケージの内容とその価格は、下の通り。
Kinefinity TERRA 4Kファームウェアアップデート
2019年4月に、Kinefinity TERRA 4Kの主要なファームウェアアップデートが行われている。これにより、4Kおよび2Kで最大フレームレートが増加した。
今回、Kinefinity TERRA 4KシネマカメラにProRes4444およびProRes4444XQが追加された。この機能は、無料のファームウェアアップデートにより、すべてのTERRA 4Kカメラに搭載される。ハードウェアの変更は必要ない。ファームウェアは2020年4月にリリースされる予定。