Kondor Blueは、DJIの最新FIZコントロールシステム、Focus ProのLiDARセンサーモジュール専用に設計された新しいケージ、多関節マウントアーム、ケーブルを発表した。これらの新しいアクセサリーは、最適なオートフォーカス性能を得るためにLiDARレンジファインダーを安全かつ正確に配置することを容易にする。
4月に、DJIはFocus Proを発表した。これは、従来のワイヤレスフォローフォーカスシステムの利点とLiDAR技術の利点を組み合わせた、手頃な価格ながらかなり高度なレンズコントロールエコシステムだ。要するに、シネマ用マニュアルレンズをオートフォーカスのものに変えることができる一方で、必要に応じてフォーカス(アイリスやズームと同様に)のフルマニュアルコントロールを保持することができる。この技術については、こちらの記事で紹介している。
DJI Focus Proキット一式は、ハンドユニット、グリップ、フォーカス/アイリス/ズーム(FIZ)用モーター、LiDARユニットで構成されている。しかし、Focus Proに標準装備されている薄く短いコールドシューマウントは、LiDARモジュールを正確に配置することを困難にすることがある。そこで、Kondor Blueは代替案を考え出した。
Kondor Blue DJI Focus Pro LiDAR用ケージとシネマウント
この小型で薄型のケージは小型軽量で、DJI Focus Pro LiDARモジュールを包み込む。ケージのサイズは86x39x60mmで、重量はわずか56gと非常に軽い。
このアクセサリーは、上面、背面、左側面、右側面にねじれ防止穴を備えた1/4-20の取り付けポイントを提供し、さらに底面には3/8-16のねじ穴を備えている。さらに、ケージの底部にはミニロック・オスのインターフェイスがあり、Kondor Blueのクイックリリースプレートと組み合わせて使用することができる。これにより、手持ちのマジックアームやその他のリギングアクセサリーを使用して、LiDARモジュールを最適な場所に取り付けることができる。
同社はケージ、15mmロッドクランプ、バブルレベル内蔵15mmロッド(10cm)、ピボットアームを含むシネマウントキットも提供している。このソリューションにより、LiDARユニットをレンズの軸にセンタリングし、高さを調整するのがさらに簡単になるはずだ。
最後に、同社はオリジナルのDJIケーブルと交換可能なUSB-Cケーブルの新シリーズも用意している。これらは様々な長さ(6、10、20″)があり、異なるレンズやカメラにも対応できる。
価格と発売時期
Kondor Blue Cage and Cine Mount for DJI LiDARは、同社のウェブサイトから購入できる。在庫がありすぐに出荷できるものもあれば、年内には入手できるようになるものもあるようだ。
ケージオンリーとシネマウントオプションの両方が、ブラックまたはスペースグレイ仕上げで用意されている。価格はそれぞれ75ドルと160ドルだ。最後に、DJI Focus Pro LiDAR用のKondor Blueの6、10、20インチケーブルは、それぞれ14.99ドルで販売されている。
詳細はKondor Blueのウェブサイトをご覧ください。