Kondor Blueは、ソニーFX3用のケージを発表した。ケージの両側と上部には複数のNATOレールがあり、FX3のXLRトップハンドルを取り付けるために取り外すことができる。下部には、DJI Ronin RS2などのジンバルにマウントするためのArcaSwissプレートが組み込まれている。
アメリカのアクセサリーメーカー、Kondor Blueは、すでにキヤノンEOS C70、ソニーα7S III、キヤノンEOS R5 / R6などのケージやリグを発売している。
FX3は1か月前に発表され、すでに出荷されている。(レビューはこちら)。Kondor BlueはFX3用のケージをリリースした最初のサードパーティアクセサリーメーカーの1つだ。
主な特徴
他のKondorBlueケージと同様に、FX3ケージもアルミニウム製だ。ただし、今回はグレーまたはブラックのカラーが選択できる。なお、EOS C70ケージについても黒を選択できるようになった。
ケージはFX3にうまくフィットし保護する。フリップアウトモニター、ボタン、あるいはバッテリーやメモリカードコンパートメントと干渉することは無い。
ケージの左側、右側、上部にはNATOレールが用意されており、ハンドル、モニター、カメラアクセサリーなどをカメラに取り付けるのに便利だ。上部のNATOレールは着脱可能で、カメラに付属のXLR付きハンドルを使用できる。
ケージの左右と上部には、多数の1 / 4-20インチの取り付け穴と、ARRI位置決めピンつきの3 / 8-16インチの取り付けポイントが1個ある。
ケージの上部には、安全ピン付きのコールドシューと水準器が組み込まれている。
ケージの底には、DJI Ronin RS2と互換性のあるArcaSwissプレートが組み込まれている。横向きに組み込まれたArca Swissプレートは主に写真用途だ。ビデオで使用する場合は、前向きのArca Swissプレートを使用するが、カメラ/リグを前後に動かして最適なバランスポイントを見つけることができる。
また、ケージの下部には、独自のクイックリリースプレートを取り付けるための3 / 8-16インチと1 / 4-20インチの取り付けポイントもある。ケージの下部には六角レンチを収納できる。
また、ケージは、LANCプロトコルを介してREC On/Offできるトリガーハンドルも使用できる。1 / 4-20 “および3 / 8-16″の取り付けポイント、15mmのサイドロッドサポート、および2つのコールドシューマウントも提供される。
価格と発売時期
Kondor Blue FX3ケージは、2021年5月に135ドルで出荷の予定。トリガーハンドル付きのバンドルも用意されており、ケージ付きで220ドルとなっている。
KondorBlueのウェブサイトはこちら。