KudroneはIndiegogoの小さなドローンながら4Kビデオ機能とGPSによる自動追尾機能を搭載している。価格も100ドルと非常に安価なので、空撮初心者にもお勧めできるドローンだ。
KudroneのIndiegogoキャンペーンは、2400%以上の資金を調達したが、これは安価なビデオ対応ドローンのマーケットがまだまだ発展するという証だろう。小型で85g と言う軽さのKudroneは、フルHDビデオに留まらず、4Kビデオをサポートしている。搭載されるカメラにはソニーのCMOSセンサーが採用されており、4K解像度の動画撮影が可能。4Kが一般化しつつあるYouTubersなどのニーズに対応している。
KudroneはiOSとAndroid対応のスマートフォンアプリを介して操縦することができ、フライトとカメラのコントロールはタッチスクリーンで行う。取り外し可能なバッテリーとオプションの三連バッテリチャージャーで、長時間の撮影にも対応する。ただし、フル充電でも飛行時間はわずか8分だ。
KudroneはDJI Sparkほどではないが、自律飛行部も多少可能となっている。 KudroneはGPSによるオートフォロー機能を備えており、インテリジェントビジョンやソナーなどのセンサーを搭載しているため、屋内での撮影も安定して行える。
Kudroneの製品ページでは720p、1080p、2.7K、4Kの解像度で撮影可能としているが、フレームレートやビットレートについては言及されていない。いずれにしても、この価格ではかなり制限されたものになるのだろう。しかしブロガーや不動産関係の撮影には十分かもしれない。
DJI Mavic ProとDJI Sparkにより、小さなドローン市場はすっかりDJIに占有されてしまっている。 MavicとSparkの価格は、同社のより大きなドローンよりは手頃だが、まだ多くの初心者にとっては高価なものと言える。予算的に厳しい場合は、小さく簡単なドローンを選択するのも一つの手だ。100ドルで4Kの空撮ができ、GPS機能を搭載したKudroneは、ドローン初心者やアマチュアにとって良い選択肢となるだろう。
Kudroneの基本パッケージは、7月後半に$ 139で発売される予定。詳しくは、Kudrone Indiegogoのページを参照いただきたい。