フランスのHDDメーカーLaCieのドライブは堅牢さで広く映像業界で使われているが、同社から新しいポータブルディスクDJI Copilotが発表された。これはディスプレイ、内蔵バッテリー、2TBの容量、各種コネクタを備えたポータブルHDDドライブで、ドローンをはじめフィールドでのデータバックアップに便利。 LaCie DJI Copilotはドライブに直接データをバックアップするため、パソコンを必要としない。
CES 2018で発表されたLaCie DJI Copilot HDDは、従来の同社のHDDでトレードマークとなっていたオレンジのデザインではなく、全体がグレーだ。パソコンに接続することなく、データをバックアップすることができる。筐体には大きな白黒ディスプレイがあり、ファイル転送の管理ができる。また、バッテリーを内蔵しており、他のデバイスに電力を供給することも可能だ。USB-C、フルサイズのUSBポートで接続できる他、SDカードスロットに記録メディアを挿入してデータを転送することができる。
LaCie DJI Copilot with all accesories
LaCie DJI Copilotには、スマートフォンやタブレットをドライブに接続するためのケーブルが付属している。USB-C、microUSB、Lightningケーブルが用意されているので、ほとんどのスマートフォンに対応できる。また、スマートフォンのアプリを使用してファイル転送したり、写真やビデオのプレビューを行うことができる。ワイヤレス接続ではなく確実にケーブル接続されているので、スマートフォンやタブレット画面で、迅速で安定した映像を見ることができる。
ドライブに内蔵されているディスプレイは、ドライブ同様に頑丈で弾力性があり、防塵、防滴、耐衝撃性がある。内蔵バッテリーをフル充電すると、30時間の4K映像データをバックアップすることができる。ドライブ自体は標準的なHDDドライブで、容量は2TBのみ。 LaCie DJI Copilotバックアップドライブは、2018年春に発売予定で、価格は349ドルと予想されている。
参照 Gizmodo
