Venus Opticsは新しいLaowa10mm f / 2Zero-D超広角レンズを発表した。このコンパクトなレンズはマイクロフォーサーズ(MFT)マウントで、重量はわずか125g。マニュアルフォーカスリングと5枚の絞り羽根を搭載する。 最短合焦距離は12cm。またEXIFメタデータに対応する。フィルター径は46mm。価格は約399ドルとなっている。
VenusOpticsは中国のレンズメーカーで、Laowaブランドのレンズを展開している。今回発表したのはマイクロフォーサーズ(MFT)レンズマウント用の10mm f / 2で、非常にコンパクトなZero-D超広角レンズだ。
Laowa 10mm f/2 Zero-D MFTレンズ
このレンズは長さ41mm、重量125gと非常に小型軽量だ。したがって、ジンバルやドローンへの搭載も考えられる。なお46mmのフロントフィルタースレッドを備えている。
Laowa 10mm f / 2はMFTマウントで、96°の画角(35mm換算で20mm)を持つ。このレンズはLaowa 9mm f / 2.8 Zero-Dに由来するが、光学設計がさらに洗練され、より明るいレンズになっている。
レンズ構成は7群11枚。最大倍率は0.15倍、最短合焦距離は12cmとなっている。Zero-Dとは、画像の端も歪が補正されていることを表し、建築物などの撮影に適している。
レンズにはCPUとモーターが搭載されており、カメラから絞りを制御し、すべてのメタデータをEXIFに記録できる。フォーカスリングを回転時にピントを合わせやすくするため、画像が拡大される。このレンズには手動絞りリングはなく、マニュアルフォーカスリングのみを持つ。
価格と発売時期
Laowa10mm f / 2 Zero-DMFTマウントレンズは、現在約399ドルで入手可能。
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