Venus Optics翼下のLaowaは2本のレンズを発表した。ニコン ZとキヤノンRFマウントカメラ用の広角15mm F / 2.0 Zero-Dと10-18mm F / 4.5-5.6だ。これはすでにソニーEマウント用に発売されている。
Laowa 15mm F/2.0 Zero-Dの概要
Laowa 15mm F / 2.0 Zero-DはZおよびRFマウントに対応する。「Zero-D」は、光学歪みが無いレンズをイメージしている。即ち、この広角レンズは、不動産や、風景を撮影する場合、周辺が湾曲しないのが特徴だ。
Laowa 15mm F / 2.0 Zero-Dは、9群12枚のレンズ構成で、色収差を抑えるため2枚の非球面レンズと3枚の超低分散レンズが採用されている。絞りは5枚の絞り羽根で構成され、心地良い「シャープな10点の星形拡散効果」を生成する。
レンズは、わずか500 gと非常に軽量で、長さは76.2mm。フィルター径は72mmとなっている。
Laowa 10-18mm F/4.5-5.6の概要
Laowa 10-18mm f / 4.5-5.6ズームレンズはすでにソニーEマウント用が発売されているが、今回発表されたものはニコンZ用。 同社によると、このレンズは「現在発売されている最も広角のフルフレームズームレンズ」で、視野角は10mmで130°。
レンズはわずか500 gで、9 cmの長さ。10群14枚のレンズ構成で、2枚の非球面レンズと1枚の超低分散レンズを含む。
レンズの直径は70mmで、広角のためフィルター用のネジは無い。NDフィルターを装着する場合は後部にある37ミリのフィルタースレッドを使用する。
15mm F / 2.0 Zero-D同様、10-18mm F / 4.5-5.6は5枚羽根絞り機構を備えている。最短合掌距離は15 cm。
価格と発売時期
どちらのレンズも現在入手可能で、各レンズの価格は849ドル。