Laowa 24mm f / 142xマクロプローブがソニーFE Cineバージョンとして発売された。フォーカスとアイリスコントロール用の0.8ギアが追加され、堅牢なアルミニウム製となっている。
これは特殊なレンズで、常に使うレンズではない。 Laowa 24mm f / 14 2xマクロプローブはユニークなマクロショットが可能で、わずか2cmの近接焦点で、2:1マクロを撮影できるが、かなり広い「虫の目」視野角(85°)での撮影も可能となている。
こちらとこちらに以前の記事、こちらにビデオレビューがあるので参照いただきたい。
今回、Laowaはこのレンズの新しいマウントとしてソニーFE Cineバージョンをリリースした。これは、ネイティブのソニーFEマウントだけでなく、フォーカスとアイリスコントロール用の標準のギア付きリングも備えている。今回の追加で、選択できるマウントは以下のものとなった。
- キヤノンEF(スタンダードおよびCine)
- ニコンF(スタンダード)
- ソニーFE(スタンダードおよびCine)
- Pentax K(標準)
- ARRI PL(Cine)
- ライカL(スタンダード)
Laowa 24mm f/14マイクロプローブ
広角設計により、従来の望遠マクロレンズよりも近距離ではるかに深い被写界深度で撮影でき、背景を入れての撮影が可能となった。
フォローフォーカスなどを使用してフォーカスとアイリスをコントロールできるので、手動操作する場合のようにレンズがブレてしまうことがない。これがCineバージョンの利点だ。
価格は、標準のものが1499ドル、シネバージョンは1699ドルとなっている。
このレンズはf / 14なので明るいレンズではない。できれば明るいバージョンが欲しいところではある。
なお、ネイティブレンズマウントでなくてもPLやEFバージョンをアダプターで取り付ける方法もある。しかし少しの揺れでも映像は大きく影響されるので、その意味ではネイティブマウントの方がより安定した映像になるだろう。
Link: Laowa
注:写真はソニーFE Cineバージョンではありません。