Venus Opticsは、Laowa 50mm f / 2.8 2XウルトラマクロAPOレンズを発表した。これは、マイクロフォーサーズ(MFT)マウント用に設計された世界初の2Xマクロレンズだ。Apochromatic(APO)設計、自動絞り制御、コンパクトで軽量な設計、内部手動フォーカスで13.5cmの最短合焦距離、49mmのフロントフィルタースレッドを備える。現在399ドルで入手できる。
中国のレンズメーカーVenus Opticsは、新しいレンズを開発する際に常に世界初を意識しているようだ。今回は、Laowa 50mm f / 2.8 2XウルトラマクロAPOレンズをリリースした。これは、マイクロフォーサーズシステム用に特別に設計された世界初の2Xマクロレンズとしている。
Laowa 50mm f/2.8 2X Ultra Macro APOレンズ
Laowa 50mm f/2.8 2X Ultra Macro APO レンズはMFTマウントカメラ用の新しいマクロレンズで、2倍の最大倍率比と13.5cmの最短合焦距離を持つ。また、このレンズは無限遠に焦点を合わせることができるため、焦点距離が50mm(35mm換算で100mm、画角24°)であるため、ポートレートレンズとしても適している。
また、7枚の絞り羽根を備えており、f / 2.8からf / 22で可変できる。 また49mmのフロントフィルタースレッドを持つ。
このレンズにはCPUチップとモーターが搭載されており、カメラ本体から絞りを制御できる。また、EXIFデータをカメラに送信することも可能。これは自動制御機能を備えたカメラ接続ができる最初のLaowaレンズだろう。
さらに、フォーカスリングが回転すると、フォーカス拡大が自動的に起動し、フォーカス制御が容易になる。ただし、フォーカス自体はまだ手動のみ。レンズはインナーフォーカス設計で、フォーカスを動かしてもレンズの長さは一定。
光学設計に関して、新しいLaowa 50mm f / 2.8 2Xウルトラマクロレンズは、10群14枚のレンズを組み込んでいる。フレーム全体の色収差を最小限に抑えるため、3枚の特別な低分散レンズが採用されている。 Laowa 65mm f / 2.8 2x Ultra Macroレンズと同様に、新しい50mmもAPO設計を特徴としている。 同社によれば、これは横方向の色収差(LaCa)と縦方向のCA(LoCAまたはBokeh Fringing)の両方を低減している。
MFTレンズらしく、50mmマクロレンズは長さ79mm、直径53.5mm、重さ240gで非常にコンパクトかつ軽量だ。
価格と発売時期
レンズは現在入手可能で、Venus Opticsによると、出荷はすぐに始まる。価格は399ドル。
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