Venus Opticsは、倍率2:1のLaowa 65mm f / 2.8 2X Macro APOレンズをリリースした。これはマニュアルレンズで、APS-Cセンサーカメラ用に設計されている。ソニーE、富士フイルムX、キヤノンEF-Mマウントの3つのバージョンが選択できる。現在、約399ドルで入手可能。
中国のレンズメーカーVenus Opticsは、ユニークなマニュアルプライムレンズで知られている。最もユニークなレンズの1つは24mm f / 14マクロプローブだ(レビューはこちら)。 今回はマクロ機能搭載の新しいレンズ、Laowa 65mm f / 2.8 2X Macro APOをリリースした。
Laowa 65mm f/2.8 2X Macro APOレンズの概要
このレンズは、Venus OpticsがAPS-Cセンサーを搭載したミラーレスカメラ用に設計した最初のマクロレンズで、2:1の倍率を持つ市場で唯一のAPS-Cミラーレスレンズと言われている。 絞り羽根は9枚で、f / 2.8からf / 22まで、マニュアルコントロールできる。マウントはX、EおよびEF-Mが用意されている。
このレンズの焦点距離は約100mm(35mm換算)で、他の多くのメーカーもこの焦点距離のマクロレンズを製造している。 Laowa 65mm 2Xマクロレンズは、2:1から無限遠まで焦点を合わせることができるため、たとえばポートレートなどの撮影にも使用できる。 2:1の最大倍率と17cmの最短合焦距離で、非常に優れたマクロレンズとなっている。
レンズは、3枚の超低分散ガラスを含む10群14枚のレンズ構成で、色収差を最小限に抑えている。 また、Laowa 100mm f / 2.8 2X MacroレンズのAPOデザインを継承している。 Venus Opticsは、LaCA(横色収差)とLoCA(縦色収差–ボケフリンジ)の両方を認識できないレベルまで除去したと述べている。
Laowa 65mm 2Xマクロレンズは、内部フォーカス設計で、フォーカスリングを回しても長さは変わらない。ボディは金属製で、軽量でコンパクトなデザインとなっている。重量は335g、長さは100mm、直径は57mm。
主な仕様
- 焦点距離:65mm
- 絞り:f / 2.8 – f22
- 画角:24.4°
- レンズ構造:10群14枚(3枚の超低分散ガラス)
- 絞り羽根:9枚
- 最小焦点距離:17cm
- 最大倍率:2倍
- フォーカスモード:マニュアル
- 寸法:φ57mm x100mm
- フィルター径:φ52mm
- 重さ:335g
- フォーマット:APS-C
- マウント:Sony E / Fuji-X / Canon-M
価格と発売時期
Laowa 65mm f / 2.8 2X Macro APOレンズは現在同社のサイトで入手可能。価格は約399ドル。(下のリンクは100mmマクロ)