Laowa Argus 28mm F1.2は、フルサイズミラーレスカメラ用の新しい、超高速マニュアルプライムレンズ。クリックレスまたはクリック式の絞りリング、62mmフロントフィルタースレッドを提供し、最短撮影距離は50cm (19.69″) となっている。このレンズは、ソニーE、ニコンZ、キヤノンRF、Lマウントで発売中で、価格は599ドル。
Laowa Argusラインで、中国のレンズメーカーVenus Opticsは、ミラーレスカメラ用のマニュアルプライムのラインを提供している。2021年に、私たちはフルフレームのArgus 35mm F0.95をソニーa7S IIIでレビューした。今、Venus OpticsはArgusラインの別のレンズをリリースしている。
間違っていなければ、新しくリリースされたLaowa Argus 28mm F1.2は、市場で最も広いF1.2（またはより明るい）フルサイズミラーレスレンズだ（SIGMA 35mm F1.2 と自社のArgus 35mm F0.95 を上回る）。
Laowa Argus 28mm f/1.2
新しいLaowa Argus 28mm F1.2レンズは、標準的な3：2フルサイズセンサーで75.4°の画角を持っている。このレンズは、絞りが速く、35mmより少し広角なので、広い背景から対象を分離することが可能だ。13枚羽根の絞りをF1.2～F16で使用することができる。絞りリングにはスイッチがあり、クリック操作とスムーズ操作（クリックレス）を選択することができる。
レンズの光学構造は、7群13枚で構成されている。UHRが2枚、EDが2枚なので、Venus Opticsによると、F1.2の開放でも良好なシャープネスとコントラストが得られるという。最大撮影倍率は0.073倍。
フルマニュアルレンズで、マニュアルフォーカス機構を内蔵しているため、フォーカスリングを回転させてもレンズの長さが変らない。また、レンズ内へのゴミの落下を防ぐことができる。最短撮影距離はセンサー面から50cm(19.69″) 。
物理的には、新しいArgus 28mmの重量は562g（19.82オンス）、直径68.5mm（2.7″）、長さ106mm（4.2″）であり、かなりコンパクトであることが分かる。このレンズは、62mmのフロントフィルタースレッドを備え、ソニーE、ニコンZ、キヤノンRF、Lマウントという異なるミラーレスレンズマウントを持つ4つのバージョンがある。
価格と発売時期
Laowa Argus 28mm F1.2レンズは、599ドルで購入できるようになった。価格はすべてのレンズマウントバージョンで同じで、レンズには特徴的なArgusレンズフードが付属している。
