Laowaが3本の新シネマレンズをCP+で展示
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cinema5Dでは2018年9月のフォトキナで、これらのレンズについてレポートしている。CP+では日本で初めての展示となった。
3本とも既存のフォトレンズを動画用に再設計したもの。 これらのレンズはまだ開発中で、ステップレスの絞りリングとフォーカスリングにはすべて標準の0.8ピッチギアを備えている。また、これらのレンズは完全にマニュアル操作を前提にしており、カメラと電気的に接続されていない。
さらにこれらは広角レンズ特有の周辺歪を補正したレクティリニアレンズで(9mm t / 2.9 Zero-D Cineはゼロに近いが完全に直線的ではない)、建築物や風景の撮影に適している。
7.5mm t/2.1 Cine (MFT Mount)
Laowa 7.5mm t / 2.1 Cineはコンパクトで軽量のMFTマウントレンズ。すでに発売されているフォトバージョンは、マイクロフォーサーズ用としては最も広角なレクティリニアレンズレンズだ。
シネバージョンは、フォトバージョンと同じ光学構造と性能を有している。重量はわずか180gなので、ジンバルでの使用にも適している。最短合焦距離は12cm。
9mm t/2.9 Zero-D Cine (ソニーEマウント)
Laowa 9mm t / 2.9 Zero-D Cineは、ソニーEマウントカメラに対応した最も広角のレンズの1つ。色収差を補正し、歪みはほぼゼロで、2枚の非球面レンズと3本の超低分散レンズを備えている。重さは250g、最短合焦距離は12センチメートル。
12mm t/2.9 Zero-D Cine (PL & EF Mount)
Laowa 12mm t / 2.9 Zero-D Cineは同社の最初のPLマウントレンズとなる。EFマウントも選択可能でフルフレームセンサーに対応している。RED Weapon Dragon 8Kで使用することも可能で、VistaVisionセンサーにも対応する。
このレンズは122°という非常に広い画角を誇り、フルサイズセンサー対応としては世界で最も広角で明るいレンズだ。 重量は、PLマウント用で650g、最短合焦距離は18cm。
価格と発売時期
これら3本のレンズは2019年中頃に発売される予定。価格は未定。