パナソニックはマイクロフォーサーズ用の新しいLeica 8-18mm DG Vario-Elmaritズームレンズを発表した。これによりf / 2.8-4のレンズラインアップが広がりつつある。
ライカ8-18mm f/2.8-4の概要
今年のCESで、パナソニックはライカDG 12-60mm f / 2.8-4ズームレンズをリリースし、新しいラインアップの最初のレンズをリリースした。そして、次がこのLeica DG Vario-Elmarit 8-18mm f / 2.8-4 ASPHだ。そしてその次は、50-200mmになるだろう。
マイクロフォーサーズ(MFT)マウント用に設計されているため、パナソニックGH5のレンズとしては最適だ。特に、マイクロフォーサーズの超広角高品質レンズが少なかったため、待たれていた。 8〜18mmは、35mm換算で16〜36mmに相当する。
耐候性
ライカ8-18mmは優れた耐候性を持っている。水滴、ほこりの侵入を防ぐ他、-10°C のまでの耐寒性があるので、厳しい環境下での撮影でも安心だ。内部的にも動画撮影に最適化された設計がされており、ズーミング中の画像シフトが軽減されていると同時に、AFの追従性も向上している。
また、GH5の高速コントラスト検出オートフォーカスシステムとのマッチングも問題ない。内蔵のモーターは静かで滑らかなフォーカシングを実現しており、静かな環境での収録でも、気になることはない。
ライカ8-18mmレンズは1枚の非球面のED(超低分散)レンズ、3枚の非球面レンズ、2枚のEDレンズ、およびUHR(Ultra High Refractive Index Lens:超高屈折率)レンズを含む10群15枚のレンズ構成。パナソニックによると:
これらのレンズを使用することで、球面の歪みや色収差を効果的に抑え、高解像度と高コントラストを中心からコーナーまで実現します。
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主な仕様と発売時期
焦点距離 | 8 – 18mm 35mm換算: 16 – 36 mm |
絞り | Maximum: f/2.8 – 4 Minimum: f/22 |
カメラマウント | Micro Four Thirds |
フォーマット互換 | Micro Four Thirds |
画角 | 107° – 62° |
最短合焦距離 | 23 cm |
最大撮影倍率 | 0.12x |
レンズ構成 | 10群15枚 |
絞り形式 | 7枚羽根 円形虹彩絞り |
フィルター径 | 67 mm |
寸法(最大径×長さ) | 73.4 x 約88 mm |
質量 | 315 g |
なお、既に発売されている12-60mmズームに搭載されている手ぶれ補正機能は、このレンズには搭載されていない。
Leica 8-18mmは5月末から発売予定。