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Leica(ライカ)がSL2-Sのファームウェアアップデートをリリース

Leica(ライカ)がSL2-Sのファームウェアアップデートをリリース

ライカはL2-Sファームウェアv2.0をリリースした。これはH.265 4K /60p 10ビットモード、Long-GOP 10ビットコーデックオプション、改善されたAF、および波形モニターなどのモニター機能を追加している。

ライカは、2020年12月にSL2-Sミラーレスカメラを発表した。当時、24.6メガピクセルのLマウントカメラとして注目を集めた。これは、最大25fpsの14ビットDNG RAW連写(音声なし)を無制限に撮影できた。第二に、ライカのカメラとしては比較的安価なカメrだ。

連続DNG RAW静止画のほかに、カメラは圧縮コーデックを使用して、4:2:2/10ビットでDCI4K/30fpsまたは4:2:0/8ビットでDCI4K/60fpsを内部記録できる。今回、ライカはSL2-Sの新しいファームウェアアップデートをリリースし、新機能が加わった。

SL2-S ファームウェアV2.0

新しいファームウェアは、特にSL2-Sのビデオ機能に関して、かなり多くの改善がされている。おそらく最も注目すべき機能は、内部H.265 4K/60p10ビットモードまたは10ビットのLong-GOPコーデックだろう。以前は、カメラは4K/5pおよび4K/60pモードで8ビット4:2:0しか記録できなかった。以下は、改善点のリスト。

  • 新しいオートフォーカスアルゴリズム–瞳/顔/頭/体の認識とフォーカストラッキングが改善された。
  • HEVCビデオ圧縮–H.265コーデックを使用した60p / 50pの10ビットの内部4K記録。
  • Long-GOP – 150〜200 MB / sの10ビットコーデックの記録は、オールイントラと同じ画質だが、データサイズは半分以下。
  • セグメント化してビデオ–データの損失を避けるため、ビデオ録画は1分のセグメントに分割される。
  • 個別表示LUT–個別ルックアップテーブルのアップロード機能。
  • 強化されたライブビュー – ライブビュー画像の低照度画像合成制御が向上。
  • 画像オーバーレイ– EVFまたはLCDに、以前に撮影した画像を表示しカメラの位置を調整できる。
  • 自動フォローフォーカス–3つのフォーカスポイントを定義し、ビデオ記録で自動でフォーカスシフト。
  • 波形モニター – ビデオ信号の露出をモニター。
  • カラーバー – ポストプロダクションでの正しいカラーグレーディングとサウンドコントロールのリファレンス。
  • タリーモード – ビデオ録画中、LCDに赤いフレームを表示。
  • ハイライト加重メータリング – シャドウの代わりにハイライトを保存するメータリング方法。
  • ダイナミックレンジ制御 – 影の明るさを上げる。
  • ハイライトシャドウコントロール – 正確なコントラスト調整コントロール。
Leica SL2-S Camera. Source: Leica

価格とリリース時期

新しいファームウェアアップデートは無料で入手でき、ライカのWebサイトから直接ダウンロードできる。SL2-Sカメラ本体はフジヤカメラで627,000円となっている。

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