ドイツのレンズメーカーLeitzは、ライカSLカメラ専用に設計された新しいディレクタービューファインダー、HENRIを発売した。このディレクタービューファインダーは、カメラとの着脱が簡単で、L-PLおよびL-LPLレンズマウントで使用できる。
ライカSL2-Sは今週初めに発売された(記事はこちら)。ライカは、Leitzがライカと協力してディレクターのファインダーHENRIを開発していることをすでに発表している。
HENRIは一体型のデバイスではなく、既存のライカSLカメラを適切なディレクタービューファインダーに変えるためのアクセサリーと見なすことができる。
主な特徴
簡単に言えば、HENRIディレクターズビューファインダーは、レンズマウントアダプター(L-PLまたはL-LPL対応)、15mmカーボンファイバーロッド(19mmバージョンは来年後半に発売予定)、レンズアダプター、レンズサポート、およびハンドルで構成されている。
HENRIはレンズとカメラの間に挿入する。ハンドルには、Rec On/Offボタンが組み込まれているが、これを機能させるにはハンドルとカメラをケーブルで接続する必要がある。ハンドルを逆にすると、システムを三脚や一脚に取り付けることができる。
HENRIの重量は800g、L-PLマウントは250g、ライカSL2-Sカメラは800グラムだ。したがってレンズを除くユニット総重量は約1.8 kgとなる。
同社によると、すでにいくつかの基本的なフレームラインを備えているが、将来のファームウェアアップデートで追加のフレームラインが利用可能になるとのこと。
価格と発売時期
ディレクターファインダーは通常、主にレンタル会社が購入し、長編映画、コマーシャル、大規模な予算のプロジェクトで使用される非常に高価なキットだ。現時点では、HENRIの価格や発売時期に関する情報はない。
Leitzのウェブサイトはこちら。