CES 2024において、Lexarは2つの新しい1TB CFexpress 4.0メモリーカード、DiamondシリーズのType BモデルとGoldシリーズのType Aモデルを発表した。Lexar 1TB CFexpress Type B Diamondは、このクラスで最速のメモリーカードのひとつで、読み込み速度は最大3.600MB/秒、書き込み速度は3.300MB/秒となっている。
最近のCFexpress 4.0規格のアップデートは2023年8月に発表された。この新バージョンでは、転送速度が従来の2倍に向上し、タイプBメモリーカードの理論上の最大読み書き速度は4GB/秒に達した。
ここ数ヶ月の間に、OWCやNextorageを含む様々なメーカーがCFexpress 4.0 Type Bメモリーカードを発表した。しかし、現在市販されているカメラでCFexpress 4.0を完全にサポートし、その利点を最大限に活用しているものはない。とはいえ、これらのカードは以前のCFexpressバージョンと下位互換性があるため、映像をバックアップする際に転送速度の向上の恩恵を受けることができ、また将来的な投資にも備えることができる。
メモリーカードのスペシャリストであるLexarは、20年以上にわたってコンテンツクリエイター向けのソリューションを開発してきた。同社はLexar CFexpress 4.0 Type B DiamondとCFexpress 4.0 Type A Goldを発表し、CFexpress 4.0の流れに乗る。
Lexar CFexpress 4.0 Type B DiamondとType A Goldの特徴
CES 2024で、Lexarは1TBのCFexpress 4.0 Type B DiamondとType A Goldメモリーカードを展示した。どちらのカードも最新のPCIe Gen 4バスを採用し、驚異的な高速転送を実現している。
まず、最もよく使われているCFexpressメモリーカードのタイプBから見ていこう。CFexpress 4.0 Type B Diamondメモリーカードは、最大3.600MB/秒の読み取り速度と最大3.300MB/秒の書き込み速度という驚異的な転送速度を達成できる。新しいCFexpress 4.0メモリーカードの例に漏れず、この速度は8K RAW映像やあらゆる写真フォーマット/解像度をキャプチャするのに十分すぎるほどだ。
CFexpressタイプAメモリーカードを使用しているソニーユーザーにとって、Lexar CFexpress 4.0 Goldシリーズは、最大1650MB/秒の書き込み速度と最大1800MB/秒の読み込み速度を実現する。
価格と発売時期
現在、これらのメモリーカードの価格や入手可能性に関する情報はない。
詳細については、Lexarのウェブサイトをご覧ください。