リーベック(Libec)は、REC-LAを発表した。これは、AtomosのモニターレコーダーのRec On/Offをコントロールするシンプルなリモートコントローラーだ。
REC-LAはAtomosのNinja V(記事はこちら)やShogun 7などのAtomosモニターレコーダー用の有線リモコン。
たとえば、REC-LAをジンバルや三脚のハンドルに取り付けると、レコーダーに触れずに、レコーダーをRec On/Offできる。フルサイズのジンバルの場合は、Rec On/Offの度にレコーダーを下に置く必要がなく、実に便利だ。
REC-LAの概要
この機器は、ケーブルが接続された小さなブラックボックスで、非常にシンプルなもの。互換性のあるAtomosモニターレコーダーと2.5mmジャックで接続し、レコーダーのRec start / stopを制御する。ただし、REC-LAはLANCプロトコルを使用しているため、このプロトコルと互換性のある他のデバイスも同様に機能する可能性がある。 ブラックマジックデザインのVideo AssistモニターレコーダーもLANCポートを備えており、あるいはカムコーダースタイルのカメラもLANKを搭載しているものが数多くある。
REC-LAは、付属のCR2032電池で駆動され、電池がなくなると交換できる。付属のケーブル(1m)は着脱できるので、壊れた場合でも、ユニット全体を交換する必要はなく、新しいケーブルを入手すればよい。
REC-LAにはクランプが付属しているので、それぞれのカメラリグのロッドやハンドル(直径10〜45mm)に簡単に取り付けることができる。デバイス全体のサイズは85x 51 mmで、重量はわずか約110 gだ。
非常にわかりやすい製品なので、言うことはあまりないが、単純なことが大きなメリットだ。大きなDJI Ronin 2リグに取り付けたモニターレコーダーを、持ったままRec On/Offできるのは素晴らしいことだ。
価格と発売時期
Libec REC-LAは現在入手可能で、価格は19,800円。広く使用されているソニーのLANCプロトコルと互換性があるため、2.5 mm LANC入力を備えた多くのデバイスで動作するはずだ。ただし、Libecは公式の互換性チャートを提供していないため、どのデバイスが機能し、どのデバイスが機能しないかを確実に判断することはできない。
リンク:LibecのWebサイト