アメリカのフィルター専門メーカー、Lindsey Opticsは、ラージフォーマットのディレクター用ビューファインダーを発表した。このビューファインダーには3つの異なる光学系が付属しており、S35からAlexa 65までのフォーマットをカバーする。
主な特長
Lindsey Opticsは、Brillant²シリーズのような高品質のシネマフィルターでよく知られているが、同社は次のようなフォーマットに対応したラージフォーマットのディレクター用ビューファインダーを発表した。
- Large Format (ARRI Alexa 65 and RED Monstro 8K).
- Full Frame (Sony Venice).
- Super 35.
各フォーマットを切り替えるには、ビューファインダー内のモジュールを変更する必要がある。しかし、方法は簡単で、ボタンを押すだけでモジュールが着脱でき、ツールは不要で簡単に行える。
LFビューファインダーはLPLレンズマウントを備えているが、LPLからPLへのマウントアダプターも含まれている。視度は-4から+4まで調整できる。
このビューファインダーは、スライド機構でハンドルエクステンションに取り付けできる。 Kippアームを緩めると、使用しているレンズの重量に応じて、重心を調整できる。
またこのビューファインダーには、ロゼットでの調整が可能なオークハンドルベースが付属している。アクセサリーをビューファインダーやスタンドに取り付ける場合は、ビューファインダーのベース、ハンドルエクステンションのベース、あるいはオークハンドルベースの1 / 4-20インチの取り付けポイントを使用する。
価格と発売時期
Lindsey Opticsラージフォーマットディレクター用ビューファインダーは現在10,000ドルで入手できる。この価格帯では、ほぼレンタルのみの製品と言えるが、たとえばP + S Optica Magnusフルフレームファインダーも同程度の価格となっている。