Vitec Group翼下のLitepanelsは、ポータブルなLEDライトのニューモデルLykos +ミニバイカラーLEDパネルを発表した。携帯性が高く、しかも強力なバイカラーLEDライトだ。
この新しいLykos +は、マンフロットの Lykos 2.0 LEDと同じではなく、従来のLykosシリーズのLEDライトとも異なる。 Lykos +は、LitepanelsのLykos LEDライトの後継であり、同社の主力製品であるAstraLEDのテクノロジーを継承している。
Lykos+ LEDライト
新しいLykos +は、従来のLykosライトと同じ筐体を採用しているが、40%以上の出力をとなっている。従来のモデルはTIRレンズを搭載していたが、Lykos +はAstra LEDを組み込んでおり、完全なAstra LED設計を利用してワットあたりのルーメンを最大化している。
マンフロットのLykos 2.0については、Litepanelsによると、「LykosはManfrottoとの共同プロジェクトとして始まり、それぞれ機能を最適化した。 Litepanelsでは、この機会を利用して、Astraシリーズのテクノロジーを採用した。」と述べている。
Litepanels Lykos + LEDライトは、フル機能を備えた非常に強力なバイカラーLEDライトで、屋外での使用を想定している。
主な特徴
Litepanels Lykos + LEDは、「3,200Kから5,600K CCTまでのフルスペクトル白色光」として提供される。また、100%から0%まで調光可能。これは当然のことと思われるが、最近までほとんどのLEDライトは10%までしか減光できなかった。これは範囲全体でちらつきのない調光ができる。
- 5600Kで1メートルで2,000ルクス以上
- Astra LEDおよびレンズテクノロジーにより究極の光学効率
- 光学効率を向上させるために設計された48個のSMTLED(表面実装技術)
- TLCI / CRI96の演色精度
- 正確な色温度と調光
- 100-0%でちらつきのない調光
- Lシリーズバッテリーマウント
- 背面にLCDディスプレイ搭載
- 上下2か所に1/4″ -20取り付けスレッド
- コールドシュー搭載
Lykos + LEDはフォトメトリクスに関して非常に優れており、どの色温度でも約2000ルクス(@ 3ft / 1m)を出力できる。
大きさはわずか25.4 x 15.2 x 5.1cmとコンパクト。ハンドル、明るさとCCT調整用の2つのノブ、および背面の小さなLCD画面で制御できる。
電源
消費電力は23Wで、従来の1×1(約400Wのタングステン)と同等。
Lykos +ライトの電源は、付属のACアダプターを使用するか、背面にLシリーズのバッテリーを取り付けるか、Dタップケーブルを介して電力を供給する方法がある。 Lシリーズのバッテリーは、ライトに取り付けた状態でAC電源から充電できないため、外部充電器が必要となる。
リモートコントロール
オプションのBluetoothドングルでiPhoneやiPadから、Litepanels SmartLite DirectoriOSアプリで、複数のライトを制御できる。現時点では、iOSでのみに対応している。
価格と発売時期
LitepanelsLykos + LEDは間もなく発売される予定で、次のキットかが用意されている。
- single Lykos+ Bi-Color unit – $451.25
- Lykos+ Bi-Color Flight Kit – $2,090
- Lykos+ Bi-Color Flight Kit (with Battery Bundle US/UK/EU cables) – $2,470
- DoPChoice Lykos+ Softbox – $142.50
link: Litepanles website