前回、8SinnのBlackmagic Pocket Cinema Camera 4K(BMPCC 4K)のケージを紹介したが、続けてロックサークル(LockCircle)も同カメラ用ケージをリリースした。これはイタリアのデザイナー兼映画監督のDante Cecchin氏がデザインしたもの。
HiPockカメラケージは、3種類から選択できる。最も簡単な“Minimal Plate”は、アクセサリーをカメラに取り付けるための最小限のプレートのみ。中間の”Essential Plate”はカメラの上面全体をカバーする。そして最も大きなものはベースプレートを持つ “System Cage”と呼ばれるものだ。
HiPock Cageの概要
LockCircle のBlackmagic Pocket Cinema Camera 4K用ケージは、マウントポイントを少し追加したいという用途から、本格的なケージの需要までカバーする。 必要に応じてMinimal Plate、Essential Plate、System Cageの3種類のHiPockから選択できる。
3種類とも同じトッププレートを共有しているが、モジュラー構成ではない。すなわち、最初にどの構成にするかを決めなければならない。 Minimal Plateは1/4〜20スレッドと3/8〜16スレッドの2種類のスレッドを豊富に持っている。またトップハンドル、コールドシューマウント、関節付きアーム、モニターホルダーなどのアクセサリーを追加することができる。
HiPockは、CNCで機械加工された航空機グレードのアルミニウムで作られている。これにより軽量化を図りながら堅牢性を維持している。 HiPockケージシステムの外観は、ダークT(ブラック)またはアンバーT(イエロー – オレンジ – ゴールド)ベルベット表面陽極酸化仕上げのいずれかを選択できる。
オプションパーツにより、Metabones SpeedbostersやNovoflexマウントなどのデバイスを付加できる。P+S TECHNIKのMicroMega 15mmベースプレートも、HiPockケージに完全にマッチする。コネクタロック付きのLockCircle MultiPort HDMI / Audioポートセーバーももちろん完璧にフィットする。
HiPockのフラグシップであるSystem Cageは、実際にはハーフケージで、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kの人間工学に基づいたデザインを生かす設計がされている。
価格と発売時期
HiPockシリーズケージは、10月末までに発売予定。価格はまだ設定されていないが、LockCircleはその高品質の製品で知られており、これらのケージが格安価格であることは、まずないだろう。いずれにしても、よく考えられた、高品質の製品だ。
System Cageには、チタングレード5の1 / 4-20ネジが付属している。 Cinema Pocket Camera 4Kが予定通り発売されることを期待したい。
Link: LockCircle.com
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