LockCircleのMetalJacket 2は、ライカSL2ミラーレスカメラ用の新しいケージだ。アルミニウムのモノコックで作られており、アクセサリーの取り付け用に150ヵ所の1/4 “-20および7ヵ所の3/8″ -16ネジ穴が用意されている。 CineBlockでPLマウントに対応し、LockCircleトップハンドルや15mmロッドベースプレート、あるいはLockPortポートセーバーと互換性がある。
ライカSL2は11月初旬に発表されたが、優れた静止画カメラであるとともに、映像制作にも有用なカメラだ。最大5K / 30pおよび4K / 60pで10ビットビデオを内部記録できる。
他のミラーレスカメラやデジタル一眼レフカメラと同様に、ケージを使用すると更に使い勝手が良くなる。イタリアのカメラアクセサリーメーカーLockCircleは、ライカSL2のケージを発売した最初のメーカーの1つで、MetalJacket2と名付けられている。
MetalJacket 2の概要
LockCircleはLeica SLのケージも発売しているので、MetalJacket 2はこの進化版と言える。人間工学に基づき手にフィットするように設計されており、またカメラ保護のための頑丈な作りになっている。
MetalJacket 2は軽量で、カメラにしっかりとフィットしているため、静止画を撮影する場合でも取り外す必要はないと同社は謳っている。ケージには、アクセサリーの取り付け用に150個の1/4 “-20および7個の3/8” -16ネジ穴が開けられている。これらはアルミニウム素材を機械加工したものだ。
CineBlockインターフェースマウントを使用すると、オリジナルのLeitz CineやLeica SL-PLマウントを介し、PLマウントレンズでの撮影時にしっかりと接続できる。 NovoBlockは、NovoflexとP + S Technikマウントを結合する。
ケージには、HDMI、USB 3.0、およびオーディオコネクタ用のMultiPortポートセーバーがある。 LockPortは、モニターや4K記録用のレコーダーを使用する場合、90度折れ曲がったフルサイズHDMIアダプターでポートを保護する。
カメラのベースプレートは、1/4”-20および3/8”-16ネジ穴(チタングレード5カメラネジが付属)でしっかりと取り付けられる。ベースプレートには、他のアプリケーション用に1/4インチ-20スレッドが用意されている。 MetalJacket 2ケージは、ブラックまたはDura-T(タクティカルグレー)の仕上げが選択できる。
非常に軽量(245g)で、正確に(AC)テープ測定(チタンピン)フックを取り付けるための複数のスレッドも用意されている。 15mmロッド用の超軽量MicroMega-Mベースプレートは、チタニウムグレード5からCNC加工された15mmのモジュラーロッドシステムと結合できる。ArriBP-8ベースプレートアダプターは、MetalJacket 2とユニバーサルArri 19mmロッドを接合するように設計されている。
価格と発売時期
新しいMetalJacket 2の価格や発売時期に関する情報はまだ発表されていない。