以前レポートしたLutify.meを覚えておられるだろうか?希望するルックやLUTをオンラインで作成するオンラインサービスだ。(以前の記事はこちら) 今回は、LutifyのLUTのライブラリに11のハリウッド的なルックが追加された。
Lutify.meは、Webブラウザに常駐するサブスクリプションベースのアプリ。そのため、どこからでもアクセスでき、すべてのルックを作成し、管理できる。Lutify.meの利点は、実際に見て確認できるところだ。動画にLUTを適応する代わりに、選択した静止画像でLUTの結果を確認できる。適切なLUTを見つけたら、それを微調整する。これを新しいLUTファイルとしてエクスポートし、動画に適応できる。モニターLUT(Arri .aml形式、Panasonic .vlt形式、およびIPP2に合わせた.cube)でエクスポートすることもできる。
ハリウッドルックを追加
このアップデートでLutifyは、8種類のハリウッド映画的ルックと1種類のNetflix的ルックの合計11のルックを追加した。
- MIL-The Joker.cube
- MIL-Ozark.cube
- MIL-Once Upon a Time in Hollywood – Sunny and Interior.cube
- MIL-Once Upon a Time in Hollywood – Overcast.cube
- MIL-Mandalorian.cube
- MIL-Life Aquatic.cube
- MIL-Jarhead.cube
- MIL-Hurt Locker 2.cube
- MIL-Hurt Locker 1.cube
- MIL-Fury.cube
- MIL-1917.cube
また、既存の2種類のLUTを更新した。
- MIL-Get Out.cube
- MIL-Serpico.cube
上記のLUTはすべて、Rec709、汎用ログ、IPP2、Lightroomプロファイル、Capture Oneスタイル、および前述のモニターLUTの形式で利用できる。完全なchanglelog(以前のバージョンを含む)については、こちらのサイトを参照いただきたい。
更に複数のLUTを重ねて適応したり、強度を微調整したり、特定のLUTのさまざまな側面を制御したりできる。ただし、利用可能な各プランにすべての機能が含まれているわけではない。 LutifyのLUT Previewerを最大限に活用するには、プロフェッショナルプランを取得する必要がある。
価格
上記のように、LUT Previewerはサブスクリプションベースのサービスとなっている。ベーシック、スタンダート、プロフェッショナルの3種類が選択できる。
各プランは、2年目からは19.90ドル/年になる。したがって、プロフェッショナルがお得だろう。
Lutifyは常に更新されており、新しいLUTや新機能が追加されている。このサービスは手頃な価格なので、LUTを頻繁に使用する場合は利用する価値があるだろう。
すべての追加機能は既に利用可能で、アカウントにログインしたらすぐに使用できる。アカウントの新規登録はこちらで新機能をチェックできる。
リンク:ウェブサイト