MASV PanelはMASVファイル転送サービスをアドビのPremiere Proに統合した。速度や信頼性は維持されている。これにより、数回クリックするだけで、Premiereプロジェクト、プロジェクトシーケンス、あるいはファイルを送信できる。またシーケンスをMedia Encoderでエクスポートし、レンダリングを待つことなく自動的に出力ファイルを送信することができる。
MASVは、インターネット上で巨大なファイル(実際には無制限のファイルサイズ)を配信するためのオンラインサービスだ。現時点ではダウンロードごとに料金が発生する。 5月にリリースされたMASV 3レビューがあるので、そちらも参考いただきたい。
MASVは新しい機能でサービスを急速に拡大している。最近、同社はSlackの統合、新しいデスクトップアプリケーション、そして10日間の配信期間を延長する機能を追加した。更新に関する詳細はこちら。
この記事ではMASV Panelの最新のアップデート、即ちAdobe Premiere ProとMASVサービスの統合について説明する。
MASVパネル – Premiere Proから直接巨大なファイルを送信
Adobe Premiere Pro用のMASVパネルを使用すると、数回クリックするだけで、Premiereプロジェクト、プロジェクトシーケンス、あるいはファイルをビンから送信できる。プロジェクトシーケンスを送信する場合、MASV Panelは任意のエクスポートプリセットを選択し、そのシーケンスをMedia Encoderにエクスポートしてから、レンダリングを待つことなく自動的に出力ファイルを送信する。
MASVパネルは、信頼性の高い転送を提供するMASVデスクトップアプリケーションと同じコードベースを使用している。 Wi-Fiの場所を変更したり、転送中にコンピュータをスリープモードにしたり、信頼できないカフェネットワークを使用しても問題ない。
MASVはAmazon Webサービス上で動作する。これは、同社によれば、信頼性の高いセキュリティを実現し、大企業にも採用されている。転送や保存されたデータは暗号化されており、GDPRのプライバシーガイドラインに準拠している。
MASVパネルは、MASVメンバーシップの一部として提供されており、追加料金は発生しない。またメンバーシップ自体は無料で、ダウンロードしたデータ1ギガバイトあたり0.25ドルが請求される。標準的な転送可能期間は10日。価格についての詳細はこちら。