Matthews は、Middle MAX Menaceを発表し、ブーミングサポートスタンドMAXファミリーの新しいモデルをリリースした。このアームは最大リーチが12フィート(3.66メートル)、最大伸長時の可搬重量は36キログラム(80ポンド)でありながら、バンに収まるほどコンパクトだ。
Matthews Studio Equipment-通称MSE-は、1968年にこの業界でスタートしたアメリカのグリップ会社だ。何十年もの間、同社はライトスタンド、ドリー、ライティングコントロール、そして一生使えるように作られた多くのグリップビットを作り続けてきた。
昨年、MSEは軽量フィクスチャーとライティング・モディファイアー用に設計されたミニ・ブーム・ローリング・キットをリリースした。これは優れたコンパクトなブームだが、より重いフィクスチャーやカメラ、ライティング・モディファイアーなどを、より長いリーチで設置する必要がある場合、Matthewsは印象的なリーチと積載量を持つヘビーデューティーなブームアーム、Middle MAX Menaceをリリースした。
Matthews Middle MAX Menace – 特徴
まず言っておきたいのは、一人で 撮影をする人には、Matthews Middle MAX Menaceは向かないということだ。実際、重量200ポンド(約91kg)のこのブームアームはすべて金属製で、重い代物だ。また、Middle MAX Menaceは小さなバンにも収まるが、それでも収納時の高さは162.5cmある。
しかし、Middle MAX Menaceをバン/トラックから出したら、2つの10″x3″耐パンクタイヤとステアリングハンドルでセット上で転がすことができる。
アームが目的地に着いたら、ブームアームを広げて伸ばすことができる。この種のブームアームで一番避けたいのは、転倒することだ。その問題を解決するために、カウンターウェイトポールがタイヤの上に置かれ、ブームアームを安定させ、固定する。
Matthews によると、Middle MAX Menaceは、オプションの6ft/1.81mのエクステンションアームを使用することで、最大18ft/5.49mの高さに達することができる。基本構成では、ブームアームのリーチは12フィート/3.65m、最大積載量は80ポンド/36.3kgとなっている。
さらにMatthewsは、”マウントされた機材を6ft/1.83m下まで支えることができる。”つまり、屋根の高さやバルコニーよりも6ft/1.83m低い機材を支えることができる。
Middle MAX Menaceのブームアームの先には、ベビーピンとジュニアレシーバーを備えたセルフレベリングヘッドがある。ヘッドを3つの異なる位置/角度にロックできる。
価格と発売時期
Matthews Middle MAX Menaceブームアームは、現在同社のウェブサイトで6000ドルで、購入できる。
詳細はMatthewsのウェブサイトをご覧ください。